銀座・伊東屋、女性をターゲットにしたオリジナルブランドを展開

銀座・伊東屋から4月に発表された新ブランド「NATSUKI」。すべての女性がターゲット。

銀座・伊東屋から4月に発表された新ブランド「NATSUKI」。すべての女性がターゲット。

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 銀座・伊東屋(中央区銀座2、TEL 03-3561-8311)は新ブランド「NATSUKI」の展開を開始した。

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 これまでに同社は、同社女性社員が20代・30代の働く女性をイメージし「毎日使っていただきたいカラフルな革小物」(同社広報担当者)を展開するオリジナルブランド「カラーチャート」を開発。年に2回新色を発表し、名刺入れやペンケース、革巻きのシャープペンシルなどを取り扱っている。

 4月20日に発表された「NATSUKI」は「和の色を見つめ直し、日本人独自の美意識を表現する」をテーマに、日本に伝わる伝統の色や和のデザインを取り入れ開発された新ブランド。同ブランドはすべての女性をターゲットにしており、ブランド名は同社商品開発室のメンバーから採られた。

 現在展開しているアイテムは、日本の伝統色を用いたクロス(布)と伝統を踏まえたオリジナルデザインの和紙を合わせ、中表紙と背にもオリジナルデザインの和紙が施されている「和綴じアルバム」(3,360円~)、「和綴じノート」(2,100円~)、和紙の模様を打ち抜いたステンレス製で房がついた「ブックマーク」(1,575円)、共布の麻袋が付いた「扇子」(4,935円)の4種類。アルバムはアシッドフリー(無酸性紙)を用い、S、M、L、3種類の大きさを取りそろえた。ノートはオレンジ色・7ミリ罫の中央に「罫線を意識せず自由に使えるように」破線を入れ、持ち運びやすさなどにも配慮しA5、B5の大きさで展開。

 すべての商品の色と柄の組み合わせは「花浅葱(はなあさぎ) 野菊の唐草」「韓紅花(からくれない) 野菊の唐草」「若草色 ねこじゃらし」「蘇芳(すおう) ねこじゃらし」「桜色 水紋に柳と桜」の全5色を取りそろえる。

 同社広報担当者は新ブランド開発の理由について「伝統を大切にしつつ、さりげなくモダンを取り入れることで現代の暮らしに新鮮な驚きを加味するアイテムを提案したいと考えた」と話している。

 営業時間は、日曜~火曜=10時30分~19時。水曜~土曜=10時30分~20時。

銀座・伊東屋

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