銀座で「ボツ」展-アートディレクターの「ボツ」631枚を展示

佐野研二郎さんの「ボツ」展ポスター。同展ではボツになったメモなど631枚が壁一面に展示されている。

佐野研二郎さんの「ボツ」展ポスター。同展ではボツになったメモなど631枚が壁一面に展示されている。

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 ガーディアン・ガーデン(中央区銀座7、TEL 03-5568-8818)で、アートディレクター佐野研二郎さんの「ボツ」展が開催されている。

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 若手表現者を応援しようと1992年から始まった「ひとつぼ展」入選者の、その後を伝える「The Second Stage at GG」シリーズ第19弾となる同展は、多摩美術大学在学中に2回『ひとつぼ展』入選、卒業後博報堂に入社し、日光江戸村のマスコット「ニャンまげ」やKDDI「LISMO!」のデザインなどを手がけていることでも知られるアートディレクター、佐野研二郎さんの個展。

 展示作品は、これまで手がけた仕事のアイディアスケッチやメモ、プレゼンカンプ(広告案を絵に描きクライアントに提出するもの)など、すべて「ボツ」になったもの631枚。A4・A3の紙に出力された「ボツ案」は壁一面に展示されており、紙面にはいくつかボツ案が描かれているものも。普段は見ることができない「ボツ」作品を展示することで「ロゴやキャラクターの完成に至るまでの過程が見られ、デザインの奥深さ、面白さを実感できる」(同ギャラリー)という。

 開催時間は12時~19時。日曜・祝日休廊。6月21日まで。

ガーディアン・ガーデン

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