婦人靴専門店を展開する「卑弥呼」（東京都渋谷区）は中央通り沿いの松島眼鏡店地下1階に3月6日、大きいサイズの婦人靴専門店「Queen's（クイーンズ）卑弥呼 銀座店」（中央区銀座3、TEL 03-5524-3334）をオープンする。

　2005年に誕生した同業態は、「卑弥呼」や「elegance（エレガンス） 卑弥呼」などの同社4ブランドの24.5センチ～27センチの商品を扱う専門店で、東京での出店は業績を伸ばす新宿・京王モールに続く2店舗目。同店では丸の内界隈のOLを意識し、「日常仕事で履ける靴」の品ぞろえを充実させるほか、初登場となる同社オリジナルブランド、「Queen's 卑弥呼」や「PIRIKA（ピリカ）」の商品を扱う。

　店舗面積は268平方メートル。日本産の素材にこだわり木の素材を多く使用した内装は、「直線と曲線の融合」で統一感を出したのが特徴。赤松の皮を木に巻きつけた「額縁」は、「商品やお客様が額縁の中で浮かび上がるように」（同社）との思いから、商品陳列棚や鏡の回りに装飾、ディテールにこだわりを見せた。既存店に比べ、姿見の数を増やしたほかVMD（ビジュアルマーチャンダイジング）スペースを増床した。

　同社広報担当の堀越さんは「最近ではレギュラー店で24.5センチまでの靴は購入できる時代。特に25センチ以上のおしゃれな靴をお探しの方にご満足していただければ」と話す。初年度の売り上げは2億円を見込む。

　営業時間は11時～20時。年末年始休業。

リーガル、銀座に婦人靴で初の路面直営旗艦店（銀座経済新聞）卑弥呼