銀座で宇野千代さん企画展-日本初のファッション誌「スタイル」焦点に

1936年に発行された「スタイル」創刊号。表紙絵は画家・藤田嗣治、題字は画家・東郷青児が手がけた。

1936年に発行された「スタイル」創刊号。表紙絵は画家・藤田嗣治、題字は画家・東郷青児が手がけた。

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 銀座・ミキモト本店(中央区銀座4、TEL 03-3535-4611)は4月3日より、企画展「モダン・咲く『宇野千代銀座スタイル』」を開催する。

 1897年に山口県で生まれた宇野さんは、1921年の処女作「脂粉の顔」で懸賞短編小説一等に入選、作家活動を開始した。1936年に銀座にスタイル社を設立、グラビア・流行チェック・ヘアスタイル・人生相談・外国スター動向などモダニズムにあふれた日本初の女性ファッション専門誌「スタイル」を編集・発行。創刊号の表紙絵は画家・藤田嗣治が、題字を画家・東郷青児が担当した。当時の人々を引き付けた同誌は1959年に終刊を迎えるまで「いかにおしゃれな生活をするか」をテーマに発刊された。宇野さんは、1957年に代表作「おはん」を書き上げるなど作家としても活躍するかたわら、着物デザイナーとしての才能も発揮した。

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 同展は、宇野さんの生誕111年を記念し、「スタイル」に焦点を当て、縁ある銀座で宇野さんのモダニズム美学について紹介する企画展。「スタイル」のオリジナル版や、親交のあった文人・小林秀雄の生原稿のほか、宇野さんが着用した「桜」をモチーフにした着物2点などを展示する。併せて、映画監督・龍村仁さん演出の宇野さんのドキュメンタリー映像も上映。

 会場は同店6階。開催時間は11時~19時。水曜定休。4月15日まで。

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