白鶴酒造東京支社(中央区銀座5、TEL 03-3543-0721)の屋上で栽培した米から誕生した日本酒が3月、完成を迎えた。
米の栽培は、昨年6月から同支社屋上に設置したプランター100個で行われ、昨年10月には銀座生まれの玄米約40キロが収穫された。同支社内の約26坪の試験醸造所では、今年2月29日より初仕込みが行われ、醸造期間に約1カ月を要した。
同社は、同支社6階でショールーム「ギンザスタイル」を運営している。その一環として、「銀座で栽培したお米でお酒の仕込みなどを実際に体験していただきたい」(同社担当者)という思いから今回初めて実施した。「小さなスケールの割においしくできた。回数を重ねるごとに、バリエーションを増やしていきたい」(同)と話す。
今後は、4月・6月・9月・11月に計4回の仕込みを予定。商品化の予定はない。
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