「大銀座落語祭」小朝さんら会見-落語家による歌舞伎「勧進帳」公演も

記者会見で顔をそろえた「六人の会」メンバー

記者会見で顔をそろえた「六人の会」メンバー

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 7月17日から始まる落語イベント「第5回大銀座落語祭2008『落語の明日』」の記者会見が7月1日、銀座で行われ、同イベントを主催する「六人の会」メンバー(春風亭小朝・笑福亭鶴瓶・林家正蔵・春風亭昇太・立川志の輔・柳家花緑の各氏)が顔をそろえた。

うちわ配り大銀座落語祭をPRする「六人の会」メンバー

 同イベントの一般チケットはすでに完売しているが、会見では6日よりチケット販売が始まる「グランドフィナーレ特別公演」(21日、新橋演舞場)、事前予約なしで入場可能な「当日無料公演」の詳細などが発表された。

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 近年の落語人気を後押しし、協会や東西の垣根を越えて今や落語界最大となった同イベントだが、当初の目的だった「落語の育成普及」を達成したとして今年で最後を迎える。小朝さんは「開催当初はメジャーなチケットから売れていったが、逆に今年は小さな会場から売れていった。みんな面白い落語家がわかってきている。(次の構想は)あるけれど近々発表の予定」と話す。

 イベントの最後を飾る「グランドフィナーレ特別公演」は、正蔵さんら全員落語家による歌舞伎「勧進帳」と、「桂三枝・笑福亭鶴瓶 二人会」の2部構成。

 「勧進帳」は、市川團十郎さんに上演許可をもらい、坂東三津五郎さんが指導するという本格的なもの。源義経役は来春「三平」を襲名する林家いっ平さんが、富樫左衛門役には今秋「米団治」を襲名する桂小米朝さんが演じるなど、同イベントの今年のテーマ「落語の明日」を担うメンバーらが出演する。

 会見では練習風景の映像も紹介。三津五郎さんは「弁慶役は歌舞伎役者の中でも本当にやる人は少ない、大役中の大役。正蔵師匠は毎朝毎朝踊りの稽古に通われ、弁慶という誠実な人柄ともピタッと合う。良い勧進帳になるのでは」と期待を寄せる。

 そのほか当日無料公演として、東西若手による「無料の会」(全3日間)も追加発表した。また、同イベントで「落語家」デビューを目指して花緑さんらに弟子入り中の日本テレビ・アナウンサーの羽鳥慎一さんら6人については、「テストは合格の予定」(小朝さん)として入場無料の会への出演がほぼ確定。近日中に開催日時が発表される。

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