「打ち水プロジェクト」今年も始まる-有楽町エリアでもコラボイベント

丸の内で浴衣をまとった来場者が打ち水を行なう昨年の様子

丸の内で浴衣をまとった来場者が打ち水を行なう昨年の様子

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 今年で4回目の開催を迎える環境啓発活動「大手町・丸の内・有楽町 打ち水プロジェクト」が7月28日より、大手町・丸の内・有楽町の各エリアで始まる。

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 同プロジェクトは世界に誇れる江戸文化の知恵「打ち水」で、上昇を続ける街の温度を下げることを目的に2005年から開催するイベント。期間中、エリア内に備蓄された中水をくみ上げ、周辺の就業者や来街者が一斉に打ち水を行なう夏の風物詩。丸の内中通り近辺の路面店舗など企業連携による環境活動の一環としても認知されている。

 同イベントのコラボイベントの一環として、有楽町エリアでは8月11日、「集まれ!KIDS打ち水」(16時30分~17時)を東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)地上広場で開催。同日は東京国際フォーラムの主催イベント「丸の内キッズフェスタ」の開催日でもあり、夏休み中の子どもたちや浴衣をまとった来場者などが一斉に打ち水を行なうことが予想される。そのほか、8月1日・2日、8日・9日には有楽町イトシア(有楽町2)前広場で「浴衣de打ち水 『有楽町』との連携」(開催時間未定)も予定している。

 今回初登場するのは三菱自動車の電気自動車「i-MiEV」を起用した「打ち水ベロタクシー」。これまでも同エリア内を散水しながら巡回してきたが、今年はミストを放って打ち水を行なうほか、若手アーティストとのコラボレーションで製作された特別仕様車となる。期間中、街に散水しながら同エリアへの来場者を運ぶサービスも行なう。

 昨年の来場者数は約2,500人で、今年はそれ以上を見込む。8月11日まで。打ち水は雨天中止。

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