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有楽町駅高架下に居酒屋タイプの「リンガーハット」-夕方以降の需要見込む

クリーム色の壁面で「落ち着いた雰囲気」の外観

クリーム色の壁面で「落ち着いた雰囲気」の外観

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 JR・有楽町駅山手線高架下に12月9日、「長崎ちゃんぽんリンガーハット 有楽町店」(千代田区丸の内3、TEL 03-5220-5656)がオープンした。

店内にはソファ席も用意する

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 同店は、リンガーハット(福岡市博多区)が手掛ける居酒屋タイプ店。同社は昨年12月より、「夕方以降の新規需要開拓」を狙いに通常メニューに加えて一品料理やアルコール類を充実させた「居酒屋タイプ」の複合業態を展開している。東京都内の駅前店舗を中心に業態転換を図り、新規出店を合わせ、これまでに同タイプの店11店がオープンしている。

 同所への出店で12店舗目。運営元のフジトラベルセンター(港区)では、「昼から夜までの時間帯で利用できるような飲食店を探していた」(同社担当者の山崎康之さん)といい、リンガーハットの新展開を知って今回の出店を決めたという。

 もともと居酒屋が出店していたJR山手線高架下の物件で、店舗面積は約43.9坪。外観・内観共に「通常のリンガーハット」とは別コンセプトのカラーリングで展開。クリーム色の壁面や濃い茶系の椅子、テーブルなど「落ち着いた雰囲気」が特徴で、テーブル席を中心に展開し席幅も「広め」に設定する。席数は64席。

 フードメニューは「長崎ちゃんぽん」「長崎皿うどん」(以上、590円)などの定番メニューに加え、「あご」ベースのだしを使った「長崎おでん」(盛り合わせ=390円)、「イワシバーグ」(250円)、空揚げ、揚げギョーザなどの「つまみ系」メニューもラインアップ。ドリンクではビール(290円~)に加え、ハイボール、サワー・酎ハイ、焼酎、日本酒なども置く。客単価は「一杯飲む程度」の800円~1,000円。

 自身も長崎出身の山崎さんは「学生、女性、サラリーマンなど、幅広い人々に愛される店にしていきたい。全国の人に長崎ちゃんぽんの良さを知ってもらえれば」と意気込む。

 営業時間は11時~23時30分。

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