株式会社ディ・アイ・システム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:富田健太郎、以下「当社」)は、連結子会社のアスリーブレインズ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:富田健太郎、以下「アスリーブレインズ」)が提供する新入社員向けIT研修において、新たに「AI駆動開発コース」の提供を開始しましたので、お知らせいたします。
本コースは、3ヶ月間でAI時代に求められる「自律型AI活用エンジニア」を育成する実践型プログラムです。単なるAIツールによるコード自動生成にとどまらず、AIが出力した結果を的確に評価・修正し、コードの妥当性をロジカルに説明できる「説明責任」を備えた、即戦力エンジニアの育成を目指します。

■「AI駆動開発コース」開発・提供の背景
近年、システム開発現場における生成AIの活用が急加速する一方で、企業の人事・育成現場では新たな課題が顕在化しています。特に「AIが出力したコードのバグやセキュリティリスクを見抜けず、品質担保がおろそかになる」「AIへの過度な依存により、新人が自らロジカルに考える力を失ってしまう」といった不安や懸念の声が聞かれるようになっています。
これからのAI時代に求められるのは、単にAIツールを使いこなす開発者ではなく、AIの出力を鵜呑みにせず、設計や品質の最終責任を自ら引き受け、AIを主体的にコントロールできるエンジニアです。
この育成課題を解決するため、IT研修で20年の実績を持つアスリーブレインズは、自社開発のAI教育プラットフォーム「ピジェトレ」を活用した本コースを開発いたしました。「確実なIT基礎の習得」と「実践的なAI駆動開発」を融合させることで、AI時代を勝ち抜く即戦力エンジニアの創出に貢献してまいります。
■「AI駆動開発コース」の特長
1. 成果物に「説明責任」を持つ姿勢と自立心の育成
1.実装意図の言語化
毎日の「1分間スピーチ」や相互コードレビュー、日報を通じて、AIが生成したコードの採用理由や判断根拠を自身の言葉で説明する行動を習慣化します。
2.成果物への署名(当事者意識の醸成)
研修最終日には、自らの意志で成果物の品質を保証する「宣言書」に署名。プロのエンジニアとしての説明責任とオーナーシップを胸に、現場配属へと臨みます。
2. 「AIに頼らない基礎」を固め、正しさを判断する「検証力」を習得
1.あえてAIを使わない「AI制限区間」を設定
アルゴリズムやネットワーク、データベース、プログラミング言語の基礎領域では、意図的にAIの使用を制限する「AI制限区間」を設定。自力での設計・実装・デバッグを徹底し、AIの回答に惑わされない「技術の原理原則」を身につけます。
2.コード監査の基礎
AIコードレビューや受講生同士の相互レビューを通じ、AI生成コードに潜む誤り(ハルシネーション等)やセキュリティリスクを的確に見抜く「検証力」を養います。
3. AI教育プラットフォーム「ピジェトレ」による圧倒的な演習量
1.学習サポートの自動化で指導力を最適化
「ピジェトレ」による24時間の学習サポート(AIロールプレイ、AI質問対応、AI日報など)を活用し、基礎知識のインプットや疑問解消を大幅に効率化します。
2.演習時間を従来比+20〜30%に拡大
質疑応答や基礎指導を効率化した分、講師の直接指導リソースを実践的な演習やチーム開発のフォローに集中させ、従来比で最大30%増の演習時間を確保しました。
4. 現場で自走するための「3つの中核スキル」を包括的に網羅
単なるコーディングにとどまらず、現場配属初日から自走・貢献できる「バランスの取れたエンジニア」を育てるため、以下3つの領域を包括的に網羅して指導します。
1.ヒューマンスキル
論理的思考力/システム思考、トレードオフの判断力、説明責任・技術プレゼン、当事者意識・オーナーシップ
2.テクニカルスキル
CS基礎、Python/JavaScript、SDLC/アジャイル、Git/CI/CD、セキュアコーディング
3.AIスキル
DifyとPythonによるPoC構築、GitHub Copilot活用、TDDサイクル、AIコードレビュー
■新入社員向けIT研修「AI駆動開発コース」開催概要

■今後の展開
「ピジェトレ」は、新入社員研修にとどまらず、全社的なリスキリングや高度IT人材の育成を支援する包括的な教育プラットフォームへと進化を続けてまいります。今後はAI技術の精度をさらに高め、個々のキャリアステップや現場ニーズに最適化されたカリキュラムのさらなる拡充を予定しております。将来的には、蓄積された学習データの高度な分析を通じて次世代のタレントマネジメント機能を強化し、組織全体の持続的な成長を多角的に支援するソリューションを目指してまいります。
当社グループは「ピジェトレ」および本コースの提供を通じて、一人ひとりの潜在能力を最大限に引き出し、IT人材不足や技術変化への対応といった社会課題の解決に伴走いたします。確かな技術力と自律的な学習姿勢を兼ね備えた「自律型AI活用エンジニア」の育成を通じ、お客様のDX推進とさらなる発展に貢献してまいります。