銀座経済新聞

「X-Large」創立に携わった米国人陶芸家が銀座で個展

「TKG Editions」で行われているアダム・シルヴァーマンさんの個展。左から「coffee lover」と「crater blue」

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 銀座のギャラリー「TKG Editions」(中央区銀座1、TEL 03-5250-1561)で展覧会「アダム・シルヴァーマン『New Work from Atwater Pottery』」が開催されている。

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 シルヴァーマンさんはロサンゼルスを拠点に活動する陶芸アーティストで、大学で建築を学んだ後、1991年ハリウッドに初のショップをオープン、スケートボードやヒップホップファンに支持されていることで知られるブランド「X-Large」の創立に携わった後、離脱。現在はロサンゼルスに工房「Atwater Pottery」を持ち、ロサンゼルス・東京を中心に展覧会を行っている。

 同展では、溶岩のような質感の「グリーン ラヴァ」、作家が陶器を掴んだ指の跡も作品の一部となっている「コーヒー ブラウン」、素焼きした陶器に釉をかけ、磨く、焼く、を5回ほど繰り返し、表面に「黒や、鉄がさびたような茶が出ている」(同ギャラリー担当者)という「ハイエナ」など70点の陶器を展示。作品について同担当者は「デザインの枠を超え、彫刻のような作品」と話している。シルヴァーマンさんはすべて作品を電気釜で制作。今回は今年7月に栃木県益子市で制作した新作と、妻で、アーティストのLouise Bonnetさんとのコラボレーションした、皿に糸でステッチが施された作品も展示している。

 開催時間は11時30分~19時。日曜・月曜・祝日休廊。11月4日まで。

TKG Editions

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