お取り寄せした九州食材を提供するイタリアンバール「お取り寄せバール Chikappa(チカッパ)銀座」(中央区銀座4、TEL 03-6380-5346)が2月18日、オープンした。運営は飲食店の運営・プロデュースを手がける「amkユイマール」(中央区)。
同店は、名古屋を中心に飲食店のプロデュースを手がけてきた同社の自社運営店舗で、昨年10月にオープンした和食店「九州のお取り寄せキッチン ちかっぱ」(新宿区)に続く2店舗目。「お取り寄せ」「地産東消」をコンセプトに据え、現地スタッフや九州地方出身のスタッフなどの連携により産地直送素材を仕入れ、それらをイタリアンにアレンジした約50種のメニューを展開する。
店舗面積は26坪で、席数は45席。カウンターやスツールに木材をふんだんに用いた温かみのある店内には、長崎名物のビードロを約50個使ってアレンジしたシャンデリアや、ブドウ・バラをモチーフにしたステンドグラスなどを配置。「古き良き長崎の文化をイメージさせた」(同社)。
食材の中でも熊本の最上級の黒毛和牛や、小麦粉に福岡県八女市産「もち粉」ときな粉をブレンドし本格窯で焼くビザ「ピッツァ チッチャカ」(500円~)、大分県でオレガノ・シナモン・ジンジャー・ナツメグの4種類のハーブと植物性飼料で育てたハーブ豚の皮付きモモ肉を天然塩のみで1年半以上じっくりと熟成させた「ハモン・デ・クジュウ」(700円~)、壱岐、対馬、神湊など漁港直送の鮮魚などを売りにしている。
メニューは「阿蘇山山村産『阿蘇王 あか牛』のパテ・カンパーニュ」(780円)、「熊本県産山村 馬刺しのカルパッチョ仕立て」(1,200円)、「長崎県『壱崎蔵』スルメイカのアヒージョ」(750円)、「博多中州ふくやの唐辛子明太子のブルスケッタ」(650円)など。
ドリンクでは長崎県大島産「恋のオランダ坂 デュンケル」や福岡県糸島半島「杉能舎地ビール ペールエール」などの地ビール、フランス・イタリア・スペインのビオワイン(グラス=580円~、ボトル=2,900円~)、熊本県「都農マスカットベリーA」(グラス=880円~、ボトル=5,300円)などの九州ワインも充実させた。
ランチメニューは、野菜ビュッフェとスープ2種やピッツァビアンカなどがセットの「九州直送野菜ビュッフェ」(950円)や、これにパスタが付いた「チカッパランチ」(1,200円)、ピザ2種とオーブンココット料理がセットになった「ピザランチセット」(950円)など。
デザードメニューは「福岡県 西通りプリン」(500円)や「佐賀県『甘夏かあちゃん』の甘夏ゼリー」(580円)、「福岡県『パールハウス』のあまおうェラート」(300円)など、「お取り寄せした」九州で人気のデザートをそろえる。
客単価は、ディナー=3,500円、ランチ=950円。今後、「お取り寄せ」した九州食材を販売するコーナーの開設を予定している。
営業時間は11時~24時(日曜・祝日は22時まで)。