銀座に店を構えるギャラリー43店が一堂に展開するアートイベント「Xmas アートフェスタ」が現在、銀座・京橋一帯で開催されている。
主催は文化を通した銀座エリアの活性化を目指して、京橋・銀座エリアに構える画廊43店が共同で活動する「銀座ギャラリーズ」。2004年に10数店のギャラリーが共同開催した「画廊の夜会」を皮切りに結成。「敷居が高く入りづらい画廊のイメージを打ち破る」をスローガンに、参加画廊を増やしながらギャラリー巡りツアーなどを定期開催する。
昨年に引き続き2回目となる同イベント。期間中、オーナーや出展作家などによるトークショーや、画集・ポストカードのプレゼント、ワインサービスなどを各画廊が自主企画を展開するほか、TASAKI銀座本店(中央区銀座5)の「The Space」では銀座ギャラリーズ27店が、現在の展示の「目玉」作品を一堂に展示している。
参加するのは、日本初の現代美術画廊で、現在開廊60周年記念展を開催中の「山本冬東京画廊+BTAP」(銀座8)、東洋古美術と現代美術を独自の視点で紹介する「ギャラリー真玄堂」(銀座8)、明治時代以降の日本画・洋画を取り扱い、現在は国内外で活躍する河嶋淳司さんのアニマルグラフィティシリーズを展示する「永善堂画廊」(銀座7)など。
「ギャラリー和田」(銀座1)では若手作家10人以上がクリスマスをテーマに展開する新作展を開催するほか、「京橋画廊」(京橋3)ではツリーを設置しオーナメントを募集する企画も展開する。
銀座ギャラリーズ事務局の斉藤さんは「初開催となった昨年は、クリスマスのプレゼントに気軽に購入できそうな作品が出品されていて好評だった。今年もまずTASAKIで作品を一望し、行きたい画廊を探してみてもらえれば」と参加を呼びかける。
The Spaceの開館時間は11時~19時30分。入場無料。12月18日まで。