パワープロジェクト(本社=千代田区)は9月28日、京橋にスープカレー専門店「札幌ドミニカ(中央区京橋3、TEL 03-3231-1347)」東京1号店をオープンする。
「ドミニカ」は札幌にあるスープカレーの人気専門店。店舗面積は10坪、席数は16席。内装は天井に配置された青竹がポイントで、「札幌店のイメージを基調に、黒に近い緑で『漆黒の黒』のスープを表現した」(同社冨田昌宏社長)という。
同店の特徴は、豚ガラ、鶏ガラ、香味野菜を用いた洋風のブイヨンに和ダシをブレンドしたスープで、とんこつを用いこってりとした「漆黒の黒」、トマトを加え酸味を出した「情熱の赤」、オープン当初から提供している「原点の黄」の3種類からスープを選び、チキン(980円)、トントロ(980円)、野菜(950円)、ポーク(1,100円)の4種類から具を選ぶ仕組み。おくら(100円)、フライドオニオン(80円)、納豆餃子(120円)などのトッピングを追加することができるほかオリジナルスパイスを加え、好みで辛さの調節も可能。オリジナルレシピのプレーンラッシー(250円)、ビール、カクテルなども提供。テークアウトにも対応する。
富田さんは「『ドミニカ』のオーナーと懇意になり、スープカレーを食べ新しいカテゴリーのものだと感じ、東京でも展開したいと考えた。自社で飲食店を手掛けるのは初めてだが、北海道からシェフを呼び、東京店からも札幌店へスタッフを派遣し札幌店と味のブレを出さないよう配慮している。今後の展開も視野に入れている」と話す。想定客単価は980円。月に250万円の売り上げを見込む。
営業時間は11時~21時(ランチタイム=11時~15時)。無休。