銀座ソニービルに3D「旭山動物園」-3Dでペンギンやクマの生態紹介

旭山動物園の坂東元園長の解説を聞きながら3D映像で動物たちの生態を観察

旭山動物園の坂東元園長の解説を聞きながら3D映像で動物たちの生態を観察

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 北海道「旭山動物園」の魅力を紹介する展示企画「3D 旭山動物園」が12月22日、ソニービル(中央区銀座5、TEL 03-3573-2371)で始まった。

開園式には「ホッキョクグマ」の姿も

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 毎年夏の風物詩として屋外イベントスペースに臨時巨大水槽を置く同ビルでは「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」とコラボレートした水槽企画から着想を得て昨年、旭山動物園に声を掛けたという。

 動物たちの野生に近い暮らしを観察できる「行動展示」で人気を博す同園の魅力を、ハイビジョン映像などで紹介する同企画。8階コミュニケーションゾーン「OPUS(オーパス)」では、ペンギンが雪上を散歩する様子やホッキョクグマが水中へ飛び込む様子など、肉眼では捉えることが難しい動物たちの豊かな表情を200インチのハイビジョン3D画面で上映する。

 1階~2階のショールームでは、ソニーの最新3Dカメラで撮影した動物たちの生態を紹介。オラウータンの空中散歩などを、坂東元園長の解説とともに3D映像で見せる。

 屋外スペースには、旭川から持ち込んだ雪を使ったホッキョクグマとアザラシの雪像も登場。12月25日、1月2日には、アイスアートの彫刻家・曽根秀幸さんが、ホッキョクグマやウサギなどを彫るパフォーマンスも実施(各日14時~、2時間程度)。ビル外壁に掲出したサルとペンギンの巨大イラストは、元旭山動物園の飼育係だった絵本作家・あべ弘士さんが手がけた。

 オープニングセレモニーに参加した西川将人旭川市長は「旭川と旭山動物園の魅力を銀座の場所から伝えられれば」とあいさつ。期間中の来場者は39万人を見込む。

 開館時間は11時~19時(今月31日、来年1月2日・3日は~18時)。1月1日休館。無料。1月16日まで。

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