都心部を中心に大型リサイクルショップを展開する「コメ兵」(名古屋市中区)は1月22日、有楽町店(千代田区丸の内3)を銀座・みゆき通りに移転・リニューアルオープンした。
コメ兵は、1947(昭和22)年に古着屋として創業。自社が運営する「買取センター」で、一般ユーザーが持ち込む商品を査定する経営スタイルを特徴に、名古屋を中心に店舗を拡大。2005年に有楽町店をオープンし、東京発進出を果たした。
同店が1月でテナント契約期間満了を迎えるのに伴い、銀座みゆき通りに移転。店舗名は「コメ兵銀座店」(中央区銀座5、TEL 03-3571-2588)。銀座の百貨店や直営店で買い物をする「富裕層」をターゲットに、新規顧客獲得に乗り出す。
店舗面積は有楽町店の1.4倍となる約1千平方メートル。みゆき通り沿いの路面に位置し、内装は茶色と白色を基調に「上質感」と「入りやすさ」を考慮。販売エリアの1~3階では、顧客ターゲット別に「カジュアル」(1階)、「メンズ」(2階)、「ラグジュアリー」(3階)の各商品を取りそろえる。買い取りは4階で受け付け、販売フロアとは別の入口を設け「プライバシーに配慮」(同社)する。
新店舗では有楽町店の年間売上高23億円を上回ることを目標に掲げ、「コメ兵とリユース品のイメージアップにつなげられれば」と意気込む。
営業時間は11時~20時。第1、3水曜定休。