リシュモン ジャパン(千代田区)は3月1日、銀座中央通りの「カルティエ 銀座2丁目ブティック」(中央区銀座2、TEL 03-5159-3200)内に新コンセプトによるブライダルサロンをオープンする。
出店するのは、以前もブライダルサロンを営業していた地下1階で、フロア面積は1,077平方メートル。これまではテーブルでの個別接客がメーンだったが、新店ではスペース中央に以前の約4倍となるカウンターディスプレーを配置。来店客はスペースを回遊して商品を見ながらスタッフとカウンター越しで会話するなど、「より広いニーズに応える」MD方針による内装コンセプトを世界で初めて採用した。
大理石の床、LED照明に加え、壁面にはカルティエの歴史を紹介するディスプレーも。カウンターには結婚指輪、婚約指輪などを並べ、結納返しのギフト向けにペンや時計もレイアウトする。3月31日までは、ベルギー王妃エリザベートに販売した1910年製ティアラなど、同社が所蔵するコレクションから20点以上のアイテムを紹介。
オープン前日の2月28日はリニューアルセレモニーを開催。会場にはスーツ姿の木村佳乃さん、ドレス姿の田中麗奈さんをはじめ、モデル・女優の水原希子さんがカルティエの指輪を左手薬指に着用して登壇。お披露目されたサロンについて「結婚願望が強いので、将来は彼と足を運びたい」(水原さん)とも。
リシュモン ジャパンのクリストフ・マソーニ社長は「新コンセプトは非常にパワフルでユニーク。カルティエが『宝石商の王』のみならず、『ブライダルの王』とも呼ばれる存在になれれば」と意気込む。
営業時間は11時~20時。