ライカカメラジャパン(千代田区有楽町1)は来月、「ライカM8」と対応レンズを発売する。
ライカM8は、Mシリーズ初となるレンズ交換式デジタルカメラ。撮像素子にはライカM8用に最適化した有効1,035万画素(最大3936×2630画素)のCCDを採用。低ノイズ化の対応などを施し、感度はISO160~2,500のマニュアル設定。35ミリ判換算時の画角は、実焦点距離の1.33倍に相当。
レンズは1954年以降に製造されたライカM型レンズのほぼすべてに対応、露出モードは絞り優先AEとマニュアル。トップカバーと底ぶたは無垢の真ちゅうで、ボディはマグネシウム合金製。ボディーカラーはシルバー・クローム(写真)とブラック・クロームの2種類。本体サイズは138.6ミリ、奥行き36.9ミリ、高さ80.2ミリで、「ライカ M7」とほぼ同じ。本体の重さは約545グラム。11月下旬発売予定で、価格は57万7,500円。
また、交換レンズのコンパクト超広角レンズ「ライカ エルマリート M f2.8/28mm ASPH.」(17万9,550円)、M型レンズでは初となる焦点距離16ミリを含む超広角レンズ「ライカ トリ・エルマーM f4/16-18-21mm ASPH.」(42万7,350円、年内発売予定)、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX 3」(オープン価格、10月下旬発売予定)、光学12倍ズームレンズ搭載の「ライカ V-LUX 1」(オープン価格、10月下旬発売予定)、フォーサーズマウント対応の一眼レフ「ライカ デジルックス 3」(オープン価格、10月下旬発売予定)の発売も発表されている。
今春オープンしたライカ銀座店では、商品の発売に先駆け10月中旬よりデジタルカメラ3機種を展示する。