ビックカメラ有楽町店(千代田区有楽町1、TEL 03-5221-1111)3階に8月1日、医薬品、衛生関連用品などを取り扱う「ビック ドラッグ」が新設され、処方箋の受け付けもスタートした。
ゴルフなどのスポーツ用品、マッサージチェア、体脂肪計など「健康関連」の商品を扱う3階への出店で、薬剤師3人、登録販売士6人を配して、ビックカメラで初めて一般用医薬品を取り扱う。
売り場には第1~第3類の医薬品、マスクやサポーターや防虫剤などの衛生関連用品、健康食品、スキンケアやヘアケアなどのケア要因など約4000アイテムをラインアップ。コーナー内に調剤薬局を併設し、処方箋にも対応する。
薬局は調剤薬局大手「クオール」(港区)が運営。クオールではナチュラルローソンとの共同店など他業種との業務提携に力を入れており、今回の出店については、「(有楽町店には)近隣に病院やクリニックも多い。多くの人が出入りするこの場所を、新しい時代に対応できる店舗づくりへのテスト拠点にしたい」とクオールの中村勝社長。クオール薬局のスペース面積は約8坪で、薬剤師3人が常駐する。
ビックカメラ常務取締役の堀越雄さんは「クオール薬局との提携で(医薬品の)専門性を高めることができた。有楽町店での展開をじっくり見て、ビック ドラッグの他店への出店を検討していきたい」と話す。
営業時間は10時~22時。