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勝どき「@btf」でクリエーター150人の「赤べこ」アート展-白いべこ販売も

クリエーターが思い思いにペイントした赤べこを一堂に並べる

クリエーターが思い思いにペイントした赤べこを一堂に並べる

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 福島の牛型おもちゃ「赤べこ」を使ったクリエーター150人の東北復興支援企画「赤べこプロジェクト」展が現在、勝どきのイベントスペース「@btf」(中央区勝どき2、TEL 03-5144-0330)で開催されている。

デハラユキノリさんによる赤べこ

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 赤べこプロジェクトは、「縁起物」「お守り」として知られる「赤べこ」を、クリエーターが自由にペイントして展示する活動。展示を通して「来場者が東北に触れ、震災と原発の問題を自分のこととして意識するきっかけにしたい。問題の風化を防ぎたい」との狙いで、定期的に日本各地で展示していくという。

 クリエーティブディレクターの青木克憲さん、アーティストのヒロ杉山さん、作曲家のジェイムス下地さん、CMディレクターの谷田一郎さん、コピーライターの小西利行さんを中心に立ち上げられた同プロジェクト。各人が声を掛け、会場にはクリエーター約150人らが生み出したオリジナル赤べこ180点が一堂に出そろう。

 参加したのは、イラストレーターの安斎肇さん、映画監督の石井克人さん、アーティストユニットうるまでるび、漫画家の岡崎能士さん、マルチクリエーティブ会社ザリガニワークス、フィギュアイラストレーターのデハラユキノリさん、グラフィックデザイナーの服部一成さん、ミュージシャンの日野皓正さん、アロマセラピストの深尾仁美さんなど幅広い。

 赤べこは、長さ18センチ、高さ10.5センチで、本来は販売されていない白い状態のものをペイントした。会場では野沢民芸品製作企業組合(福島県耶麻郡)の赤べこ8種(1,050円~8,925円)を販売し売り上げの3割を寄付に充てるほか、同プロジェクトのために用意した白い「べこ」も販売する。

  開催時間は11時~19時(火曜は13時~)。月曜・祝日定休。9月25日まで。

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