JR各社、民営鉄道会社が集結し、グッズ、駅弁、ステージなど通して鉄道の魅力を紹介する複合イベント「第18回鉄道フェスティバル」が10月8日・9日の2日間、日比谷公園(千代田区日比谷公園1)噴水広場で開催される。
10月14日に迎える「鉄道の日」にちなみ、1994年から毎年開催されている同イベント。鉄道の役割や仕組みを紹介する目的で、PRステージや、鉄道関連グッズの販売、ミニSL乗車会などを展開。全国のJR、民営鉄道会社が一堂に集結する大型イベントとして、親子連れから鉄道ファンまで例年10万人以上を集める。
民営鉄道会社が集まる「みんてつ館」ブースには、東京メトロなど大手16社のほか、津軽鉄道や広島電鉄など中小私鉄21社が出展する。例年各社のカレンダーや、使わなくなった路線図、ハンドルなど廃電車パーツ、駅名看板など「鉄道マニア垂涎(すいぜん)のグッズ」(日本民営鉄道協会担当者)が出品され人気を集めるほか、今年は京阪電鉄による大津線の一日乗車券6枚セット「けいおん!!」特製乗車券(3,000円)の出張販売も。
そのほか、日本レストランエンタープライズが北海道から九州までの約30種の駅弁を販売。タイトーでは、来年15周年を迎える鉄道運転シミュレーションゲーム「電車でGO!」の初代アーケード版と業務用ゲーム機シリーズ4作目の「電車でGO!3 通勤編」を設置し無料でプレイできるほか、来年春に発売予定の新作キッズカードゲームも初公開する。
ステージでは、「きかんしゃトーマス」のキャラクターショー、親子で参加するゲーム大会などを実施し、各鉄道会社が登壇する「PRタイム」も設ける。8日のオープニングセレモニーには、九州新幹線を舞台にした映画「奇跡」で主役を演じた「まえだまえだ」が登場し、トークイベントを行う予定。
開催時間は10時~17時。雨天決行。