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「阪急MEN'S TOKYO」開業-600人が行列、男性客から期待の声

目立った混雑はなく、通常より15分早い11時45分にオープンした阪急メンズトーキョー

目立った混雑はなく、通常より15分早い11時45分にオープンした阪急メンズトーキョー

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 有楽町マリオンに10月15日、「阪急MEN'S TOKYO(メンズトーキョー)」(千代田区有楽町2、TEL 03-6252-1381)がオープンした。

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 百貨店商戦が白熱する銀座・有楽町エリアに初登場するメンズ館業態。有楽町マリオン竣工以来26年間「有楽町阪急」を営業してきたエイチ・ツー・オーリテイリング(前・阪急百貨店、大阪市北区)が手掛け、阪急うめだメンズ館の「成功」を受け「銀座の百貨店の紳士服売り上げを独占する」(同店担当役員の武田肇さん)意気込みで商戦参入を果たした。

 12時のオープンを前に、店頭には開店を待ちわびる人たちの行列も。一人客や友人同士など行列の大部分は男性で、限定商品を購入するために別窓口に並んだ客と合わせ、行列は全体で約600人(広報発表)に及んだ。

 千葉から足を運んだ27歳男性は、11時過ぎに列に加わった。注目は世界初のメンズブティックを出店する「フェンディ」といい、「最近の銀座はファストファッションが増え敷居が下がった印象だったが、メンズトーキョーは富裕層向けのブランドも多いので『カッコイイ銀座』になるのでは」と期待を寄せる。

 カップルで来店した28歳の男性は、4階のセレクトショップ「ガラージュ D.エディット」で扱うブランド「マスターマインド」の限定品が「気になる」という。「以前はよく阪急にも来ていたが、最近勢いがなくなったことを寂しく思っていたので(オープンして)うれしい」とも。また「阪急うめだメンズ館との違い」に注目する20代男性や、「仕事上の視察」で訪れたという30代男性の姿もあった。

 通常営業より15分早い11時45分にオープンし、「(メンズ館業態ということで)既存の顧客がいない場所でのゼロからのスタート」(武田さん)を切った同館。初年度売上は120億円を目標に据える。

 営業時間は12時~21時(8階は11時~、日曜・祝日は11時~20時)。

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