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セレブが通うイタリアン「ロ・スコーリオ」、築地場外に世界初ののれん分け店

白と水色をキーカラーにした「築地 ロ・スコーリオ」

白と水色をキーカラーにした「築地 ロ・スコーリオ」

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 築地場外市場に10月20日、伊・アマルフィ半島の名物レストラン「ロ・スコーリオ」の初ののれんを分け店となる、南イタリアレストラン「築地 ロ・スコーリオ」(中央区銀座6、TEL03-3545-5550)がオープンした。

本店の名物料理「ズッキーニのスパゲッティ」

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 店主は1973(昭和48)年東京生まれの久野貴之さん。東京とイタリアを転々としながら18年間イタリア料理に携わり、独立を果たした。知り合いのつてでロ・スコーリオのオーナー家族と知り合い、昨年から本店で修業を積んできた。

 岩場にせり出した立地が特徴の本店は、アクアパッツァなどの魚介料理が発達した漁村に位置し、スピルバーグ監督や故・スティーブ・ジョブズさんなど、世界中の著名人がバカンス中に船で訪れることで知られる。のれん分けは世界初で、「オーナー家族が日本好きなことに加え、たまたま築地という特別な場所の物件に出合い出店を決意した」と久野さん。

 店舗面積は約20坪で、総菜店だった物件を改装。床のタイルはそのままに、白と水色をキーカラーに仕上げた。壁面には本店の写真を飾り、「海の側にある店の雰囲気」と「もともとある場外の建物の古い良さ」を合体させたという。席数は、カウンター5席を含めて30席。

 料理はアラカルトで提供。魚を中心にした南イタリア料理で、ノドグロやカサゴなど築地で仕入れた魚を使ったアクアパッツア、ロ・スコーリオの名物「ズッキーニのスパゲッティ」(1,500円)などのパスタ類もラインアップ。ドリンクは現在、赤・白ワイン各6種(2,800円~)、スパーリング3種をそろえる。生ビールは450円~。

 ターゲットは、近隣住民と銀座にオフィスを構える20代後半~50代で、客単価は4,000円~5,000円。

 久野さんは「歴史の古い築地場外市場を、若い世代として盛り上げられれば。築地にイタリアンというと違和感がある人も多いと思うが、本物のイタリア料理でそのイメージを覆していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~14時、18時~22時(今後変更の可能性あり)。日曜定休。

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