「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」など、漫画家・赤塚不二夫さんが生み出した人気キャラクターのグッズ100アイテム以上をそろえる「バカボンショップ赤塚オールスターズ」が1月17日より、プランタン銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-0077)で開催される。
場所は本館6階「ギャルリィ・ドゥ・プランタン」。同所では通常の絵画作品のほか、近年ではサブカルチャーの紹介にも力を入れる。これまで手塚治虫作品、「魔法の天使クリィミーマミ」、人気猫ブログが漫画アニメになった「くるねこ」など、アニメ、漫画、イラストにちなんだ展示を展開。今回は「1月は新年のおめでたい月。家族で喜んでもらえる催事を」と、漫画家・赤塚不二夫に着目した。
赤塚不二夫は1935(昭和10)年、旧満州古北口生まれ。1956(昭和31)年に「嵐をこえて」でデビューし、同年に東京都豊島区のトキワ荘に入居した。1958(昭和33)年に「ナマちゃん」で少年誌初連載を果たして以降、「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」「もーれつア太郎」などでヒットを連発。バカボンのパパや、イヤミなど多くのキャラクターを生み出した。1998年に紫綬褒章を受賞。2008年8月逝去。
会場では代表作を中心に、ポストカード、クリアファイル、ノート、シールなどの雑貨文具のほか、Tシャツ、靴下、タオルなどのアパレル商品、ストラップ、キーホルダー、アクセサリー、ぬいぐるみなどのキャラクターグッズ100アイテムを幅広くラインアップ。バカボンの一話全13ページが入った「封筒入りミニ複製原稿セット」(B5サイズ、6,825円)や、「ウナギ犬トートバッグ」(1,575円)、「ランチバック」(全7種、840円)なども取り扱う。
「赤塚先生のギャグ漫画作品には、大きな笑いと、深い人生哲学と、作者の人柄からにじみ出た癒やしがある」とプランタン銀座メゾンセクション・アート担当の神谷信さん。「老若男女に幅広く愛されるキャラクターたちのデザイン性と独創性の高さは類を見ないレベル。多種多様なグッズを楽しんでもらえるはず」と来場を呼び掛ける。
営業時間は11時~20時30分(日曜は19時30分まで)。1月23日まで。