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「東京マラソン2012」純金製メダルなどお披露目-田中貴金属ジュエリー

「東京マラソン2012」のフルマラソン入賞者用のメダル。左から「純銀メダル」「純金メダル」「純銅メダル」

「東京マラソン2012」のフルマラソン入賞者用のメダル。左から「純銀メダル」「純金メダル」「純銅メダル」

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 「東京マラソン2012」の開催を2月26日に控え、田中貴金属ジュエリー(中央区銀座1)が、フルマラソン上位入賞者が手にする金・銀・銅メダル、完走者に配布する記念メダルなどの製作を終えた。

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 2007年に始まり、今年で6回目を迎える東京マラソン。市民参加型の大規模シティマラソンとして人気を集め、今年は、約28万4000人から約9.6倍の倍率で選ばれた一般ランナーなど全3万5500人がマラソンに参加する。

同社では、これまでにも東京オリンピックの公式記念メダルや1970年の万国博覧会の記念メダルなどを製作。東京マラソンでは第1回大会以来、メダルを製作してきた。今回製作したのは、フルマラソン入賞者に進呈する純金メダル、純銀メダル、純銅メダルの男女計6個、10キロコースの各部門入賞者に向けた金・銀・銅のメッキ加工真ちゅう製メダル33個、フルマラソンと10キロコース完走者全員に向けた真ちゅう製メダル。

 今年は同大会のキャッチフレーズ「東京がひとつになる日」をコンセプトに、各メダル表面に3つの輪がつながるデザインを採用。3つは「参加ランナー」「ボランティア・チャリティー・スタッフ」「沿道の観衆・テレビ視聴者」を表し、中央に大会ロゴマークを配置する。裏面にはコースマップを刻印し、完走した道のりを紹介する。

 フルマラソン入賞者メダルのサイズは直径約60ミリ、厚さ約3.7ミリ。重さは、純金製約200グラム、純銀製約110グラム、純銅製約90グラム。10キロ入賞者のメダルは直径約55ミリ、厚さ約4ミリ、完走者全員に配布する真ちゅう製のメダルは直径約55ミリ、厚さ約3.5ミリ。

 フルマラソン1位の純金メダルは、素材だけで約90万円に相当する(小売価格4,500円/グラム時の参考価格)。同社マーケティング本部の石橋さんは「純金製メダルは各種大会の中でも珍しい品。価値の高いメダルを、ぜひ東京都在住のランナーに取ってもらいたい。頑張ってください」とエールを送る。

 大会まであと20日を切った。銀座圏では日比谷通りから日比谷交差点を右折し、晴海通りを通って銀座4丁目交差点を左折、中央通りを日本橋交差点へと向かうコース、日本橋方面から中央通りを通って銀座4丁目交差点を左折、晴海通りを通って築地4丁目交差点を左折するまでのコースがマラソンルートに含まれ、沿道は毎年多くの観衆でにぎわう。

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