東京メトロ築地駅近くに2月、約40センチのナンを提供するインド料理店「アッサム築地店」(中央区築地2、TEL 03-5565-3688)がオープンした。
市ヶ谷に構える「アッサム九段店」(千代田区)の2号店。運営元はアッサム(板橋区)で、2002年に飯田橋に1号店を出店。同店が「手狭になった」ことから2006年に九段店を構え、翌年に飯田橋店を九段店へと統合した。
「10年営業を続けて店が落ち着き自信がついた」(築地店店長)と新店を構想。同物件に出合い、「築地は銀座にも近く、ビジネス層の利用も週末の人出も期待できるのでは」と出店を決めたという。
場所は東京メトロ築地駅近くの路面。白壁のシンプルな内装に棚を設け、インドで買い付けた小物などを飾る。店舗面積は15坪で、カウンター5席を含めて31席を用意。
料理はインドの5つ星ホテルなどで修業を重ねたネパール人コックが担当する。注文を受けてから「タンドリー窯」で焼き上げるナンは全長約40センチの大型サイズで、「ふかふか、もちもちしていて、甘くておいしい」と店長。
ランチではマトン、チキン、ミックスベジタブルなど6種のカレーを主力メニューに、カレー、ナン(もしくはターメリックライス)、ティッカ、サラダ、ラッシーのセット(1,000円)などのプレートメニューも用意する。
ディナーのカレーはチキン7種、シーフード4種、マトン6種、野菜7種。そのほかチキン、エビ、カジキマグロ、ホタテなどのタンドリー料理や、インド風天ぷら「ポコダ」などのインド風ツマミ料理を取りそろえ、生ビール(中サイズ550円)などアルコールドリンクも販売。
客単価は、昼=950円、夜=2,300円ほど。会社員の利用が多く、10代後半から60代までの「カレーが好きな人」が来店しているという。
「カレー好きな人も、インド料理をお酒と一緒に楽しみたい人も利用してもらいたい。パーティー利用などでは相談しながらメニューにない料理を出すことも可能。築地の立地を生かしたアレンジも考えていければ」とも。
営業時間は11時~15時、17時~23時。