有楽町マリオン(千代田区有楽町2)の「ルミネ有楽町店」と「阪急メンズトーキョー」が4月11日、ゴールデンウイーク期間に合わせて開業後初の合同プロモーション「British Week」を開催すると発表した。開催期間は4月25日~5月8日。
昨年10月、西側にメンズ館「阪急メンズトーキョー」が、東側に20代後半~30代の女性をメーンターゲットに据える「ルミネ有楽町店」が相次いでオープンした有楽町マリオン。
両館が初のゴールデンウイークを迎える今年、「有楽町エリアの集客アップ」を狙いに初コラボ企画が実現した。企画はロンドンオリンピックで注目が集まる「英国」をテーマに展開。両館内エントランスを中心に、ライブや展示など幅広い企画で街を盛り上げる。
双方のエントランスが向かい合うマリオン吹き抜け空間は、伝統的な陶器のコンテナを使ったイングリッシュガーデンで装飾。中央にステージを設け、民族楽器バグパイプの演奏やケルト音楽のライブなどを開催する(ライブは5月3日~同5日の15時30分~、18時30分~)。
ルミネ有楽町ではルミネ1・ルミネ2の間の屋外スペース「ルミネパサージュ」を同じくイングリッシュガーデンで装飾し、限定ショップを展開(4月28日~5月6日、ショップは4月28日~同29日、5月4日~同6日)。2階建てのロンドンバスも展示(5月4日~6日)。
ルミネ1・4階特設ギャラリーでは、英国のベストセラー小説「ハリー・ポッター」日本語版の絵を手掛けた画家ダン・シュレシンジャーさんによる表紙原画11枚を展示する。一部のテナント内でもイギリスに関連したファッションやファッション雑貨アイテムを展開するなど、全館でイベントを盛り上げる(以上、5月9日まで)。
阪急メンズトーキョーでは1階・地下1階の展示スペースを会場に、1948年のロンドンオリンピックをはじめ、1896年開催の第1回近代オリンピックのアテネ大会から2008年の北京大会まで、ヨーロッパ各国開催分を中心に約60点の複製オリンピックポスターを展示。
1階イベントスペースでは、伝統的な英国紳士スタイルを提案するブランド「ハケットロンドン」の期間限定ショップをオープンする。5階特別室では1868年創業の英国傘メーカー老舗「フォックスアンブレラ」のパターンオーダー会を実施(4月29日・30日、13時~18時)。そのほか、英国発の情報誌「モノクル」がプロデュースする地下1階「モノクルカフェ」では、スコーンや英・イートン校が発祥といわれる「イートンメス」などのスイーツも提供する(4月25日~5月8日)。