レストラン業態を展開するひらまつ(渋谷区)は11月10日、銀座2に建築中の「読売銀座2丁目ビル(仮称)」10階にブラッスリー業態「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座(仮称)」を出店すると発表した。
フランス・リヨンにあるレストラン「ポール・ボキューズ」は、1965年以来ミシュランの三ツ星を維持し続けているレストラン。シェフのボキューズさんはフランス国家優秀職人(M.O.F)で、文化・科学・産業・商業などでフランスに多大な貢献をした人物に贈られる、レジオン・ドヌール勲章などを受章している。
銀座店はボキューズブランドとして出店するレストランの3店舗目となる予定で、他の2店舗は2007年六本木に開館予定の国立新美術館内と、代官山のフレンチレストラン「シンポジオン」をリニューアルし出店する。
店舗面積は約115坪。店内構成はメーンダイニング、バー、個室を2部屋設ける予定。想定客単価は、ランチ=3,500円、ディナー9,000円。投資額は2億円、売上高は4億円を見込む。「ブラッスリー業態の展開は、中価格帯での事業展開を進めるにあたり大きな原動力になる」(同社)という。