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西銀座にクラフトビール専門店-軽井沢産など10種を390円均一で

レギュラー(390円)=「COEDO 伽羅」、ラージ(690円)=「湘南ゴールド」(人物は店長の井上淳さん)

レギュラー(390円)=「COEDO 伽羅」、ラージ(690円)=「湘南ゴールド」(人物は店長の井上淳さん)

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 西銀座に7月2日、日本のクラフトビールを「390円均一」で提供する専門店「CRAFT BEER BAR IBREW(クラフトビールバー アイブリュー)」(中央区八重洲2、TEL 03-3281-6221)がオープンした。

木造建築の作りを生かした店内

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 店長は、2004年から飲食業界に務め、ダイニングバー、レストラン、居酒屋などでサービススタッフとして働いてきた井上淳さん。知人のオーナーが井上さんの接客を気に入り出店を打診したといい、「将来料理人の兄と店を出すのが夢」という井上さんは「経営を勉強できれば」との思いで店長を引き受けた。

 場所は首都高速・西銀座入り口付近の路面。もともと牛たん店が25年以上営業したスペースを居抜きで借り受け、はりや引き戸など木造建築の造りを生かして一部を改装。中央のオープンキッチンを取り囲むようにコの字型カウンターを設け、壁面にもカウンターをレイアウト。店舗面積は9坪で、着席時は12席、立席時は15席を収容する。

 クラフトビール10種をドラフトで、390円(230ミリリットル)、690円(410ミリリットル)の均一価格で提供する。取り扱うビールブランドは、コエドブルワリー(埼玉県川越市)の「COEDO(コエド)」、ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)の「よなよなエール」、サンクトガーレン(神奈川県厚木市)の「湘南ゴールド」など。

 料理はポテト、チーズ、アヒージョなど「ビールに合う」ものを中心に、パスタ、肉料理、ピザなどのメニューも展開。「クラフトビールの専門店では、ビールが高価だったり、料理は乾き物しか扱いがなかったりする店が多い。ビールの種類は少ないが、料理を充実させ、価格を下げることでクラフトビールの世界への入り口にしてもらえれば」と井上さん。

 メーンターゲットは20代後半から50代くらいまでのサラリーマンで、想定客単価は2,500円~3,500円程度。「仕事帰りに一杯軽く飲んでご飯を食べて帰ってもらえるような店にしていきたい。スタッフとお客さん、お客さん同士も仲の良いアットホームな店になれば」

 営業時間は11時~14時、16時~24時。日曜定休。

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