ヤフー(港区)とユーシーテクノロジ(品川区)は9月4日、銀座1~8丁目の範囲を中心にインターネットと実店舗を結ぶ「O2O」の実証実験として、スマートフォンを利用した街歩き型共同企画「銀座スマートスタンプラリー」を始めた。
東京都と国土交通省が推進する「東京ユビキタス計画」公募実験の一環として実施。ヤフーが運営するジオサービス「Yahoo!ロコ」とユーシーテクノロジが運営する銀座の地域情報を提供するSNS「ココシル銀座」が連携して、オンラインでの情報のやり取りを実店舗への集客、購買欲・顧客満足度の向上につなげる試み。
サービスは銀座を代表する店舗を4つのコースに分けて巡るスタンプラリーで、スマートフォン(アンドロイドに限る)に専用アプリ「銀座スマートスタンプラリー」をダウンロードすることで参加できる。
アプリ内では銀座1~8丁目を中心にした20店舗を対象に、テーマ別に5店ずつの4コースを展開。参加者は店舗を選択することでアプリからの「道案内」を受け、店頭に設置されたタグスタンドをスマートフォンでタッチするか、QRコードを読み込むことでスタンプをためていく。各コースに掲載される5店全てのスタンプを集めると賞品が当たるキャンペーンも。
紹介店には、「わしたショップ」「いわて銀河プラザ」「銀座熊本館」などのアンテナショップ、「東京画廊+BTAP」「銀座柳画廊」などのギャラリー、「煉瓦亭」「銀座青汁スタンド」などの飲食店など15店が名を連ねる。
実験は10月7日まで。