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日比谷シャンテに「八重洲ブックセンター」-ビジネス層から観劇客まで集客へ

エレベーター前のイベントスペースでは現在、映画「終の信託」を特集

エレベーター前のイベントスペースでは現在、映画「終の信託」を特集

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 日比谷シャンテ(千代田区有楽町1)に10月5日、日比谷エリア最大規模となる書店「八重洲ブックセンター日比谷シャンテ店」(TEL 03-6206-1771)がオープンした。

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 八重洲ブックセンターは1978(昭和53)年、京橋に開業。都内でも有数の大型書店として知られ、ビジネス書の品ぞろえは日本最大。ほかに日本橋三越(中央区)、イトーヨーカドー葛西(江戸川区)、マルイ柏(柏市柏)など、首都圏内に同店、本店を含めて13店舗を展開する。

 日比谷シャンテ3階のリニューアルに合わせて開業。リニューアルしたのは同館3階全体で、同店のほかにアウトドアウエアブランド「L.L.ビーン」「フェールラーベン」、アメリカンカジュアルウエア「エディ・バウアー」が出店。男性向けのラインアップに力を入れ、新規顧客獲得を狙う。

 店舗面積は189坪で、ビジネス・理工など本店の強みを受け継ぐビジネス層向け書籍から、料理・ファション雑誌など日比谷シャンテのメーンターゲットである女性向け書籍まで幅広く展開。エレベーター前のイベントスペースでは現在、今月27日に公開予定の映画「終の信託」(配給=東宝)のポスターや映像などを紹介し、関連書籍を販売。レジ前のイベントスペースでは手帳やカレンダーなどを扱っている。

 「日比谷は映画や演劇などが盛んなエンターテインメントの街でもある」と店長の川原敏治さん。今後も「近隣施設とコラボするなど、上演作や上映作にちなんだ特集なども組んでいきたい」。

 蔵書数は5万点、10万冊程度で、「学習参考書以外はそろっている」。うち雑誌は800~900点程度。「平日はビジネス層の男女、休日は観劇や買い物客が訪れるエリア。幅広いターゲットを想定しながら、日比谷の街の特色を出す高感度な店作りができれば」(川原店長)

 営業時間は11時~20時。

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