銀座通り・晴海通りで12月4日、シャンパンゴールドの新色LEDを並べた「GINZA ILLUMINATION 2012 ヒカリミチ~歩き出そう、希望の光へ~」が点灯した。
主催はシャネル、アルマーニ、エルメス、LVなど銀座にショップを構えるラグジュアリーブランド14社から成る「ギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ(通称GILC)」と全銀座会、銀座通連合会。「震災復興支援として、日本の代表的な繁華街である銀座から明るい話題を発信したい」と昨年スタートさせたイルミネーション企画。2度目となる今回も、銀座通り沿いを中心に24店にチャリティー募金箱を設置。募金への参加者から応援メッセージを受け付けるなどして、復興支援を呼び掛ける。
イルミネーションは、銀座通り1丁目から8丁目と晴海通りの数寄屋橋から銀座4丁目交差点付近までの目抜き通り約1.5キロに設置した。通りの両サイドの歩道に、ベルト状に組み合わせた16万個のLEDをレイアウト。今回のために開発したというスペシャルシャンパンゴールドカラーのLEDが見どころで、光のイルミネーションで「日本の中心である銀座を、どこよりも元気に明るく輝かせたい」(全銀座会の小坂俊幸理事長)という。
同日に開催した点灯式には、小坂理事長のほか、中央区の矢田美英区長、タレントの菊川怜さんらが登壇した。イルミネーションについて、菊川さんは「希望の道しるべとして、私たちの未来を照らしてくれればすてきなこと」と話し、「一歩ずつ手を取り合って歩いていこう」と記した手書きメッセージを披露した。通りでは路面店のネオンが徐々に色付く中、足元に流線状に連なる「ヒカリミチ」が点灯。足を止めて記念撮影する人々の姿も見られた。
点灯時間は15時~24時。来年1月6日まで。