銀座6丁目地区再開発により6月末で一時閉店する松坂屋銀座店(中央区銀座6)で4月3日、「GOLD EXPO 黄金の世界展」が始まった。
120キロの金塊(6億円)の手触りに思わず笑みを浮かべる具志堅さん
建て替え前の全館閉店セールの一環で行う同展。期間中、金製品800点をそろえる。総重量は約1トン、総額は120億円に上るという。
オープニングイベントには叶美香さんと具志堅用高さんが登場。黄金の間でのトークセッションや2人と会場内を巡るメディアツアーが行われた。
黄金の茶室(販売価格4億2,000万円)の前で叶美香さんが黄金の打ち掛け「飛翔鶴」(同約5,000万円)を羽織ると、報道陣から思わずため息が漏れる一コマも。ツアー中、展示品の中で最も高価な唐獅子(同約10億円)を発見した沖縄県出身の具志堅用高さんは「シーサー!シーサー!」と興奮した様子を見せた。
ほぼ全ての展示品が販売対象になっているのも同展の特徴。假屋崎省吾さんデザインによる純金の牡丹(約1億6,000万円)、実際に触って純金の重みを体験できる120キロの金塊(6億円)、高村光雲原作による純金仁王尊像(約5億6,000万円)のほか、K24一両開運小判12グラム(10万円)、金箔ゴルフボール(1,575円)、金塊ふりかけ(1,050円)などもそろえる。
会場には、純金製のストールを実際に羽織り撮影できるコーナーや金・銀・プラチナの買い取りコーナー、使用済み携帯電話を100円で買い取るコーナーも用意する。
開催時間は10時30分~20時(最終日は15時まで)。入場無料。今月15日まで。