銀座ライオンビル(中央区銀座 7)2階に4月26日、「ドライエイジングビーフ(乾燥熟成肉)」を提供する新業態店「ビヤ&ワイン グリル銀座ライオン 銀座七丁目店」がオープンした。経営はサッポロライオン(八丁堀4)。
近年、「いい肉を食べたいが霜降りでは重すぎる」という団塊世代などに、赤身肉を中心に熟成させるドライエイジングビーフが人気となっていることを受け開いた。同店では、大金畜産(北海道札幌市)が手掛ける、国内唯一の「単一酵母熟成」によるドライエイジングビーフを関東で初めて提供する。大金畜産では単一酵母を使うことで菌のコントロールを容易にし、熟成の安全性を確保したという。
メニューは、「熟成国産牛のリブロースステーキ」(約450グラム=4,980円、約225グラム=2,780円)、「熟成サーロインステーキ」(約180グラム=1,880円)などのドライエイジングビーフのほか、「熟成国産豚のステーキ」(1,580円)、「生タラバガニのグリル」(2,980円)、ソーセージ6種盛り合わせ(2,780円)などもそろえる。
ビールは工場直送の定番ビールからプレミアムビールまでを小グラス(630円)から提供。ワインは赤約15種類、白約10種類、スパークリング3種類をボトル(約3,000円~9,000円)で用意する。客単価は3,800円を想定。
同社広報担当の西村礼佳さんは「新しくなった歌舞伎座など、銀座を楽しんだ後に『銀座でちょっとぜいたくな食事をしたい』というお客さまに利用いただきたい。ドライエイジングビーフは濃厚な味わいだがくどくなく、肉質も柔らかいので高齢者の方にもおすすめ」と話す。「松坂屋の改装工事などもあり、新しい取り組みで銀座7丁目エリアまで人の流れを持ってきたい」とも。
営業時間は11時30分~22時30分(日曜・祝日は22時まで)。