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築地場外に総菜カフェ「朝」-日替わりおかずや弁当など

築地場外市場にオープンした総菜カフェ「朝 kitchen&deri」の店内

築地場外市場にオープンした総菜カフェ「朝 kitchen&deri」の店内

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 築地場外市場に5月23日、総菜カフェ「朝(あさ) kitchen&deri」(中央区築地6、TEL 03-6264-0448)がオープンした。

岡崎さんの娘さんが描いた、トイレの壁のバク

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 店主の岡崎朝子さんは築地場外市場の店に勤めた経験があり、築地市場内外に友人がいるなどなじみのある場所だったこともあり、同所での開店を決めた。店名の「朝」は、朝早くから活動している築地市場・築地場外市場のイメージや、岡崎さん自身の名前が由来。

 席数はカウンター7席。店内は美術系の大学に通う岡崎さんの娘さんがデザインしたチラシやショップカードのイメージを元に、来店客が和み、くつろげる空間にしたといい、店内奥にあるトイレの壁には娘さんが描いた大きなバクのイラストも。「壁には娘がシールをカットして作る鳥を貼っていく予定もある」と岡崎さん。

 メニューは、お弁当の定番商品や最近の流行を参考に岡崎さんがアレンジして作ったという「ホタテと大根のサラダ」「サケとローズマリーのポテトサラダ」「空揚げの黒酢あん」「イカのショウガ炒め」などのおかずを日替わりで約10品そろえる。ご飯は白いご飯とショウガご飯から選べる。

 自分で選んだおかずをご飯と一緒にお弁当にしてテークアウトすることもできる。お弁当の客単価は500円を想定しており、現在は開店記念価格として、おかず3種とご飯のセットを380円で提供している。ほかにサンドイッチ(230円~)やおにぎり(130円)も販売。ドリンクはコーヒーやエスプレッソ、カプチーノ、カフェラテのほか、ビールなどのアルコールも用意する。

 早朝6時の開店直後は、築地場外市場内で働く人たちの来店が多く、お昼近くには築地市場を訪ねる観光客なども。

 「(お総菜は)気軽に食べられる家庭的な味が一人暮らしのお客さんにも好評。野菜を多く使ったメニューにもこだわっているので、女性にもおすすめできる」と岡崎さん。

 「今後は『料理研究会』のようなものを開いて、気軽に交流しながら飲んだり食べたりできる場も設けられたらと思っている。オープンしたばかりで手探りなところもあるが、地域の人たちにも親しんでもらえるカフェにしていければ」

 営業時間は6時~18時(変更になる場合もあり)。

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