築地本願寺(中央区築地3)で7月31日~8月3日、毎年恒例の納涼盆踊り大会が開催される。
同祭りは今年で66回目。例年、地域の住民や仕事帰りのサラリーマンのほか、遠方からも同祭りを目当てにした客が訪れる。築地市場観光のついでと思われる海外からの観光客も多い。
築地本願寺境内のやぐらは約2週間かけて設営し、やぐらを中心につり下げられるちょうちんは300個に及ぶ大規模なもの。昨年まではスペシャルゲストを招いていたが、今年からはゲストなしで踊り中心の催しとする予定で、「築地音頭」「これがお江戸の盆ダンス」「ホームラン音頭」「東京音頭」「炭坑節」などの曲が用意されている。踊りの合間には大江戸助六太鼓による、太鼓の生演奏も披露される。
境内には「鳥藤(とりとう)」「きつねや」「菅商店」など約15店が出店し、飲食物などを提供。築地本願寺の担当者は「築地の銘店による出店は納涼祭りのおすすめのポイント」と話す。
会期中の8月2日には、仮装大会も行われる。盆踊りが始まった当時から行われていたが、月日がたつうちに自然消滅的に行われなくなっていた仮装大会を第60回の節目に復活させたもので、毎年参加する人も。大会には築地本願寺の職員や僧侶も参加しており、大会が近づくと職員同士で仮装の相談をする光景も見られるという。
祭りの開催時間は19時~21時(最終日は18時~20時30分)。