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松屋銀座に「エヴァ」ファン集結-大規模展始まる、加藤夏希さん来場も

「エヴァンゲリオン初号機カラー」にライトアップした松屋銀座外観(「エヴァンゲリオン展」松屋銀座 ©カラー)

「エヴァンゲリオン初号機カラー」にライトアップした松屋銀座外観(「エヴァンゲリオン展」松屋銀座 ©カラー)

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 松屋銀座(中央区銀座3)で8月7日、「エヴァンゲリオン展」が始まった。

「エヴァファン代表」として来場した、女優の加藤夏希さん

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 「エヴァンゲリオン」は1995年のテレビシリーズ以降、コミック・映画・ゲームなどさまざまなメディアに展開され、社会現象ともなった作品。2007年からは映画新シリーズ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」がスタートし、これまでに3作が公開されている。昨秋公開された第3部「Q」は、動員380万人、興収52億円を超えるヒット作となった。

 総監督の庵野秀明さんと製作会社のカラーが監修する同展では、生原画や設定資料約300点を初公開するほか、画コンテやレイアウト、原画や動画など1000点を超える資料で、同作品の映像が生み出される過程を紹介する。

 同館では展示期間中、「松屋銀座エヴァンゲリオン ライトアップ」として店舗外観を「エヴァンゲリオン初号機カラー」にライトアップし、館内店舗で「綾波レイオリジナルカクテル」(1,500円)や「初号機」「零号機」「2号機」をイメージしたパンプス用のストラップ「エヴァ限定カラー シューループ」(4,410円~)といったコラボ商品を販売するなど、同展に合わせさまざまなコラボレーション企画や商品を展開し、「全館エヴァ一色」となる。

 初日7日には、開店前から約150人のファンが列をつくり、同館では開店時間を20分早めて開場。30代~40代を中心に幅広い年齢層の男女が訪れ、初日は約6000人の来場客を集めた。「アスカ」の「インターフェイス・ヘッドセット」風の髪飾りを付けた6歳の娘と来場した30代女性は、「今日はグッズを買いに来た。後日、ゆっくり鑑賞するためにまた来る」と話し、20代女性は「この展覧会は、前々から楽しみにしていた。貴重な資料が多くて1日では見切れない感じ」と興奮気味に語った。

 全2000アイテムの関連グッズを販売する「EVANGELION STORE GINZA」(同館 8階)には同展限定や先行発売商品などを求める客でレジに長い行列ができ、11時のピークには列が同館2階まで達した。同展開催を記念し、同館外観と「初号機」をモチーフにした5000枚限定の「松屋ポイントカード」も、初日夜時点で700枚以上が発行される勢い。

 同日夜に開催された「特別内覧会」には「エヴァファン代表」として、女優の加藤夏希さんも来場。「細かい修正の過程など完成までの流れが見られるのが、ファンとしてうれしい。レイちゃんの画コンテや原画を見て、レイちゃんの新しい一面を見たような気持ちになった。等身大のフィギュアも、水槽の中にいっぱいレイちゃんがいる私の好きなシーンと重なって、うれしくなってしまった」と、同作品に寄せる熱い思いを語った。

 開館時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場料は、一般=1,000円、大学・高校生=700円、中学生以下無料。今月26日まで。

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