月島第二児童公園(中央区勝どき1)と隅田川テラス(勝どき3)で11月9日・10日、「太陽のマルシェ」が開催される。
主催は勝どき西町会と三井不動産レジデンシャルから成る太陽のマルシェ実行委員会で、開催は3回目。10月に開催された第2回には、全国の生産者など109店が出店。2日間で延べ約1万8500人が来場。第1回に比べて近隣の中央区、江東区以外の区からの来場者の割合が増えた(実行委員会談)。今回は、延べ2万人の来場者を想定する。
同マルシェでは毎月、旬の野菜や果物を取り上げる「スペシャルテーマ」を設定している。今回のテーマは「芋」と「キノコ」。室町時代から受け継がれる「伝承野菜」の里芋「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」を出品する「森の家」、年間5トンしか生産されないサツマイモ「種子島小町」を出品する「種子島 永濱農園(YUME 百笑)」、約12種類の芋を出品する「新津ファーム」、約20種のキノコを出品する「うまみ庵」、「博多すぎたけ」を出品する「オーガニックパパ」、「厚木しいたけ」を出品する「清庵」など約100店舗が出店する(出品商品は変更の可能性あり)。
隅田川テラスでは、ジャガイモ畑を模した収穫スペースでジャガイモ掘りを体験できるイベントも開催予定。収穫したジャガイモは持ち帰るか、指定のキッチンカーでトッピングして食べることができる。
ほかに親子での絵手紙制作や服のリメークなどのワークショップも開催予定。
同マルシェ実行委員長は「『食べる・買う・学ぶ・体験』ができ、親子で楽しめる新しい都市型マルシェとして、さらに多くの方に楽しんでもらえるように、盛り上げていきたい」と話す。
「『太陽のマルシェ』の立ち上げにあたっては、勝どきエリアを活性化させたいという思いがあった。近隣住民の方にはマルシェを通じて全国から出店される方と多く触れ合うことで、新たな経験・情報を得てもらいたい。今後は全国からたくさんの方に遊びに来ていただけるような取り組みへと発展させられれば」とも。
開催時間は10時~16時。雨天決行(荒天時は中止の場合あり)。