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有楽町駅前広場で「えひめフェスティバル」-ミカンジュース蛇口も

ひねるとミカンジュースが出てくる「みかんジュース蛇口」

ひねるとミカンジュースが出てくる「みかんジュース蛇口」

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 JR有楽町駅前広場(千代田区有楽町2)で11月8日、「愛のくに 愛顔(えがお)のえひめフェスティバル」が始まった。

「みかんヌーボー2013」の解禁を祝して乾杯する様子

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 同イベントは、愛媛県の観光・物産をアピールする複合イベント。同県が首都圏での認知向上を目指して実施するもので、都内での開催は3回目となる。

 会場にはひねるとミカンジュースが出てくる「みかんジュース蛇口」が登場。同蛇口は「愛媛県の家庭には、ひねるとポンジュースが出てくる蛇口がある」という「都市伝説」にちなんだもの。昨年、同所で設置した際には、金曜日は会社帰りのサラリーマン・OL、土日は家族連れやカップルなど約800人が無料試飲し、写真を撮り合いながらミカンジュースを注ぐ楽しそうな光景も見られたという。今年も、期間中8回、同蛇口を使った無料試飲を行う(各回先着100人限定)。

 8日、13時からは、2013年の愛媛県産温州ミカン(早生ミカン)で作ったミカンジュース「みかんヌーボー2013」が、先着150人に200ミリリットル入りのボトルで振る舞われた。最初に並んだ客3人が登壇し、MCの掛け声に合わせ「解禁」を祝して乾杯。1番に並んだという男性は、「最高です」と笑顔で味の感想を語った。

 クリスマスシーズンに先駆けて、高さ約2メートル・温州みかん約100個を使ったオレンジ色のクリスマスツリー「みかんツリー」2本の点灯も行われた。

 会期中は今治市出身のお笑いタレント・村上ショージさんと今治のゆるキャラ「バリィさん」との共演や、愛媛県への往復航空券+宿泊利用券などが当たるガラポン抽選会(各回100人限定)などの催しも行われる。

 愛媛県経済労働部管理局観光物産課の栗田謙担当係長は「今年のミカンは、量は昨年よりも多く、味も良い。外観もきれい。味は、ひとことで言うと『さっぱりした甘さ』で、都会の人に好まれる味だと思う」と話す。

 「当県では、ミカンをテーマに誘客を促進する『えひめみかんツーリズム』の取り組みを始めており、そのブースも会場に設けた。ほかにも『みかんヌーボー』『みかんツリー点灯式』など有楽町が『ミカン色』に染まる3日間。愛媛の魅力とおもてなしで、いつお越しいただいても楽しめるイベントになっているので、ご家族や友人・会社の方とお越しいただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は、8日=12時~20時、9日・10日=10時~18時。今月10日まで。「みかんジュース蛇口」の試飲スケジュールや催し物の詳細は同催しのホームページで確認できる。

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