福井県のアンテナショップ「食の國 福井館」(中央区銀座1、TEL 03-5524-0291)は1月24日~26日の3日間、「棒寿司フェア」を開催する。
同フェアは月に1度、同県産地直送の棒ずしをカニ、アナゴ、バッテラ、わさび菜など内容を変えながら販売するイベントで、約350本用意する商品は毎回売り切れになるほどの人気。
今回提供する棒ずしは、カニ2種類とサバ3種類。
1902(明治35)年創業の「番匠本店」(福井市)からは、紅ズワイガニの身を酢めしに載せ、飛び魚の卵とユズの刻みをちらした「越前 かに棒すし」(8貫=980円)と、かにみそを混ぜたかに身の棒すしを香ばしく炙(あぶ)った「炙りかに棒すし」(8貫=1,050円)を。魚問屋で料理屋も経営する「矢部海商」(敦賀市)からは、「身がふっくらと厚く食べごたえがあると定評のある」「焼きさば寿し」(8貫=1,150円/4貫=680円)、「さば寿し」(8貫=1,350円)、「焼きさば4貫+さば4貫」(1,350円)を提供する。
福井県アンテナショップ事業部店舗営業グループリーダーの三浦江里子さんは「当館はスタッフが毎月研修を受けに行くなどメーカーと緊密な関係にあり、商品開発においても協力いただいている。当初8貫入りのみだった『焼きさば寿司』は気軽に購入できる4貫入りを加えたところ好評だったため、続いて『焼きさば4貫+さば4貫』を発売し、これも順調に売れ行きが伸びた。信頼関係の下に商品開発できることは、アンテナショップとしてもとてもうれしい」と話す。
「福井県は地味だが、実はさまざまな驚きとおいしい食材がたくさんある『食の國』。ぜひ当館にお立ち寄りいただき、福井県のことをもっと知っていただければ」とも。
営業時間は10時30分~20時(日曜、祝日は19時まで)。