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ライオン銀座五丁目店が感謝フェア、再開発に伴う長期休業を前に

銀座5丁目再開発にともない長期休業に入る「ビヤホールライオン 銀座五丁目店」の店内風景

銀座5丁目再開発にともない長期休業に入る「ビヤホールライオン 銀座五丁目店」の店内風景

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 銀座5丁目の再開発計画によるサッポロ銀座ビルの建て替えに伴い、「ビヤホールライオン 銀座五丁目店」が3月30日の営業を最後に長期休業に入る。

再開発にともなう長期休業に入る「ビヤホールライオン 銀座五丁目店」の店内にて―同社広報の西村礼佳さん

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 同店の歴史は1911(明治44)年に築地精養軒(上野精養軒の本店)が開いた「カフェー・ライオン」にさかのぼる。酒場(バー)、大食堂(ダイニングルーム)、宴会場を備えた「カフェー・ライオン」ではコーヒーのほかに洋酒や洋食を提供。約30人の若い女性給仕たちがおそろいの和服にエプロンというユニホームで接客し、時には客の話し相手になるサービスも評判だったという。

 昭和初期に経営が大日本麦酒(現在のサッポロビール)に移り、戦災での焼失から営業再開、改装などを経て1970(昭和45)年にサッポロ銀座ビルが「新築開店」した。

 銀座5丁目再開発によって「サッポロ銀座ビル」と隣接する「ファイブ銀座ビル」が地上12階、地下2階建て、延べ床面積約7082平方メートルの複合商業ビルに生まれ変わる。同店は開業105周年を迎える2016年初夏に、新しいビルの地下1階・地下2階のスペースにリニューアルオープンする予定。

 長期休業を前に、同店では最終営業日までの期間限定で「ご愛顧感謝フェア」を開催。ランチタイムには1日30食限定で「スペシャルランチ」を用意する。

 ディナータイムには、同店の名物料理である「銀座ローストビーフ」「アイスバイン(ドイツ風豚すね肉の煮込み)」「LIONチキンの唐揚げ」を通常価格より安い「特別価格」で提供。通常1,900円の「銀座ローストビーフ(200グラム)」は1,500円に、3,480円の「アイスバイン(フルサイズ)」は2,780円、920円の「LIONチキンの唐揚げ」は680円になる。

 同社広報の西村礼佳さんは「長い間、何世代にもわたり同店をご愛顧くださった方々には本当に感謝の気持ちのみ。まだ来店されたことのないお客さまにも、雰囲気のある5丁目店の現在の姿を目にとどめていただければ」と話す。

 営業時間は11時30分~23時(日曜・祝日は11時30分~22時)ランチタイム=11時30分~15時。

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