中原商店(本社=盛岡市)は6月2日より、ラーメン店「銀座百番」を「ぴょんぴょん舎 銀座百番(銀座4、TEL 03-3564-1963)」としてリニューアルオープンする。
東京1号店となる同店の場所は、文祥堂向かいの路地の「銀座で1番古い木造1家屋」。店舗面積は6坪で、客席数は10席。夏は外にもテーブルを設置し、「16席程度となる予定」だという。内装コンセプトは「無国籍」で、「アーティストにお願いした」ドア、照明には、盛岡冷麺の新聞記事や韓国スプーンなどがアート風にディスプレイされているのが特徴のアートになっており「食、生活、歴史などを表現」。テーブルや窓枠などは手作り。
メニューは「盛岡冷麺」(850円)、「ミニピビンパセット」(1,200円。ランチでは1,050円)、「ネギニラチヂミ」(520円)、ぴょんぴょん舎だけのメ二ュー「盛岡温麺(7月~8月は取り扱いなし)」(900円)など。韓国から取り寄せた唐辛子を使用している。盛岡冷麺の特徴は、「そば粉を使わず小麦粉とでんぷんで作り、麺が太く、スープにこくがある」(同社代表取締役の邉(びゅん)さん)。同店の盛岡冷麺は「牛の肉や骨をじっくり煮込んだきれいなスープ」で「くせになる味」(邉さん)という。
同店で使われている水はすべて「黒曜石やトルマリン、波動値の高い貴金属を通した」「創生水(そうせいすい)」を使っており、「洗剤を使わなくても汚れが落ちるので、厨房には洗剤を置いていない」(邉さん)という。
オーナーの今村さんはラーメン店(「銀座百番」)から盛岡冷麺へと業態変更した理由について、「盛岡冷麺に特化した店は東京にまだない。多くの人に広めたいという邉さんの考えに共鳴した」と話しており、銀座出店の理由について邉さんは「盛岡以外で出店するなら多くの人が集まる国際都市の銀座と考えていた。もともとは韓国のものだった冷麺も、盛岡で独自のスタイルになったように、銀座を拠点として盛岡冷麺を広めていきたい。」と話している。
想定客単価は1,200円。営業時間は11時~23時。(ラストオーダー22時30分)ランチ=11時~15時。16時までは「言ってくれれば」ランチの値段で提供するという。無休。