熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」(中央区銀座5、TEL 03-3572-1147)で現在、「発掘!くまもとの焼酎フェア」が催されている。
同フェアは同県産の球磨(くま)焼酎の中でもこれまであまり知られていなかった、原酒や焼酎を蒸留する時に最初に取れる「ハナタレ」をはじめとするさまざまな焼酎を幅広くPRすることが目的。
特設売り場ではハナタレの「いのちのしずく」(3,726円)、「無限大」(2,268円)のほか「秋の露 全麹古酒」(2,808円)、「無言」(3,780円)、「ごくらく原酒」(2,218円)、「松の泉 古」(2,828円)などの球磨焼酎や「極王道」(2,376円)、「黒倉岳30度」(1,877円)などの芋焼酎、「おでさん」(1,296円)などの麦焼酎、合計約20種を取りそろえる。
フェア期間中、同館1階「くまもとプラザ」では蔵元の担当者による焼酎の試飲販売を行うほか、「あなたの好きなくまもとの焼酎ブランドは?」と題した人気投票、フェア商品を含む5,000円以上の購入者への配送無料サービスを実施して来店客の購入を促す。
また、2階「ASOBI・Bar」では平日のバータイムに、米の原酒・ハナタレなど3種の酒につまみ1品を付けた「飲み比べセット」(1,000円)を提供。
7月4日には、球磨焼酎大使で日本酒・焼酎利き酒師の友田晶子さんを講師に招き、「球磨焼酎セミナー」を開催。球磨焼酎の歴史や製造方法、飲み比べ、焼酎に合う料理の紹介などを行う。参加費は2,000円で、定員は10人。申し込みは店頭・電話で受け付ける。
武田久義店長は「球磨焼酎を飲んだことがない方も、ぜひこの機会に味わっていただければ。特に店頭にあることがほとんどない、貴重なハナタレはお薦め。今回は40度以上の球磨焼酎もそろえているが、球磨焼酎は度数が高いほど甘みが出る上、割って飲むなど楽しみ方の幅も広い」と話す。
営業時間はくまもとプラザ=11時~20時、ASOBI・Bar=13時~16時(カフェタイム)、17時~20時(バータイム)。7月 6日まで。月曜休館(ASOBI・Barは日曜・月曜定休)。