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銀座松屋に有料試飲日本酒バー「KIKIZAKE BAR」―他売り場との連動も

季節のつまみと日本酒1杯をセットにした「スタートメニュー」―松屋銀座、地下1 階日本酒売り場の「KIKIZAKE BAR」

季節のつまみと日本酒1杯をセットにした「スタートメニュー」―松屋銀座、地下1 階日本酒売り場の「KIKIZAKE BAR」

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 松屋銀座(中央区銀座3)地下1 階の日本酒売り場(グルマルシェ SAKE)中央にある有料試飲バー「KIKIZAKE BAR(キキザケバー)」がオープンしてから2カ月がたった。

銀座松屋、地下1 階の日本酒売り場にある有料試飲バー「KIKIZAKE BAR」のカウンター

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 同館地下1階・2階の食品売り場が大規模改装を行い、今年4月にリニューアルオープンしたことに伴い、日本酒売り場は銀座地区最大級の売り場となった。

 日本酒売り場は約30坪の酒売り場の約6割を占めており、白い壁面には日本列島の北から南の順に純米酒を中心とした、4合瓶約250本、一升瓶約90本が並ぶ。

 「KIKIZAKE BAR(キキザケバー)」は日本酒売り場の中央に位置する立ち飲みスタイルのバーで定員は約5人。週替わりで選ばれる酒蔵から3~4種類の日本酒と、酒に合わせて同館の食品売り場から選んだつくだ煮、酒盗、チーズなどの酒肴(しゅこう)のほか、旬の食材を使った小鉢料理なども提供する。「冷や」「ぬる燗」「熱燗」など飲み方の注文もでき、店頭に立つマスターからおすすめの酒やその酒にふさわしい飲み方などのアドバイスを受けることもできる。

 メニューは季節のつまみ2~3品と日本酒1杯をセットにした「スタートメニュー」(1,080円)と「単品メニュー」の2種類。単品メニューでは30cc~80ccの日本酒を540円~864円で提供するほか、3種類の酒を試すことができる「飲み比べ3点セット」(864円)も。「おつまみ」(324円)も単品で注文できる。メニューは毎週水曜に切り替わる。

 6月25日から提供するのは、美吉野醸造(奈良県吉野郡)の「はなともえ 弓弦葉 純米吟醸『吟のさと』袋吊り無濾過生原酒」「はなともえ 純米吟醸酒」「はなともえ 純米酒」「花巴 山廃純米大吟醸 無濾過生原酒」の4種類。

 松屋銀座食品部和洋酒担当主任の有田直史さんは「食品売り場リニューアル時のコンセプトの一つである『お客さまとのコミュニケーション重視』から生まれたのが『KIKIZAKE BAR』。7階の食器売り場と連動した酒器の展示・販売や風呂敷で日本酒を包む贈答用サービス、お酒に合うフードのご提案など、日本酒文化をトータルで演出していくのが狙い」と話す。

 「仕事帰りにふらりとお立ち寄りいただき、さまざまな地方の日本酒を試していただければ」とも。

 営業時間は17時~20時(土曜・日曜・祝日は16時~20時)。

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