日比谷公園(千代田区日比谷公園1)のソメイヨシノが間もなく身頃を迎える。
同公園にはソメイヨシノ、カンヒザクラ、マメザクラ、オオカンザクラ、カンザン、シダレザクラなど10種約60本の桜の木がある。
「草地広場」と日比谷野外音楽堂近くのカモメの噴水の周囲を中心に約40本あるソメイヨシノは、現在多くのつぼみをつけており、今週に入ってからは開花した木も見られるようになった。同公園サービスセンターの北見潤所長は「今週末には見頃を迎え、4月の第1週ぐらいまではお楽しみいただけるのでは」と話す。
オオカンザクラとカンヒザクラは既に見頃を迎えており、シダレザクラは4月上旬、カンザンは4月上旬~中旬に見頃を迎えそう。
同園は場所取りが禁止のため大勢での花見には向かないが、近隣のビジネスパーソンには人気で、桜が見頃になると多い日には20~30代を中心に4000~5000人が来園するという。
「アクセスのいい立地なので、近くにいらした際にはぜひお立ち寄りください。3月26日~29日は『地元めしフェス』、4月1日~6日には『地酒と酒器うつわ祭り』も開催されるので、桜と合わせてお楽しみいただければ」と北見さん。