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銀座1丁目に「復興バー」期間限定出店 今年で3回目

「復興バー@銀座」オープン日に来店した客とスタッフ

「復興バー@銀座」オープン日に来店した客とスタッフ

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 宮城県石巻市で営業する「復興バー」の銀座店「復興バー@銀座」(中央区銀座1)が6月26日、期間限定オープンした。運営は一般社団法人ISHINOMAKI 2.0(宮城県石巻市)と「東北支援会」。

ISHINOMAKI 2.0代表理事の松村豪太さん

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 2013年に最初に営業を行い、場所を変えながら今回が3回目の出店となる同バー。昨年は多い日には200人を超える客が来店し、32日間の営業中に約4700人が来店した。今年は40日間で8000人の集客を目指す。

 今年の会場は「より多くの方に楽しんでいただけるよう、過去2回よりも広く、カジュアルで入りやすい雰囲気の店舗を選んだ」といい、今年も今までと同様に、復興に関するさまざまなテーマを掲げた「日替わりマスター」が店を切り盛りする。

 今年は東北の料理や酒を今まで以上に充実しているといい、ドリンクメニューは岩手県の「銀河高原ビール ピルスナー」「銀河高原ビール 小麦のビール」「早池峰神楽ワイン」、宮城県の「本仕込 浦霞」、福島県の「青人気 吟醸(1合)」「虎マッコリ(1合)」などを用意する。

 フードメニューは「三陸マリネ」「煮焼きあなご」「鯨大和煮」「牛たんつくねおでん」「さんまとトマトのアヒージョ」「もみ穀炭とくるみのラスク」などの定番メニューのほか、日替わりマスターお薦めの「特別メニュー」を用意する。

 飲食メニューは全て540円。

 ISHINOMAKI 2.0代表理事の松村豪太さんは「震災から年月もたち、時間とともに復興に関する関心が薄れる中、単に復興や東北への応援を盛り上げるだけでなく、きちんと東北の魅力や楽しさを伝えていく場を作っていきたい。『復興バー』に来店することで、多くの人が東北を好きになるきっかけになれば」と話す。

 「気軽にご来店いただき、東北のおいしい飲み物や料理を味わいながら、銀座で『東北気分』を楽しんでいただければ」とも。

 営業時間は17時~22時(土曜・日曜は15時から)。7月5日・12日は休み。8月8日まで。

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