長野県のアンテナショップ銀座NAGANO（中央区銀座5）で9月2日、「しあわせ信州マルシェ」が開催された。

9月2日に開催された「しあわせ信州マルシェ」に出品された果物

　同店では今年の6月から、マルシェを月に1～2回開催している。「新鮮で本当においしい野菜や果物、パン、菓子などをたくさんのお客さまに紹介したい」「食を通して長野県ファンを増やしていきたい」「食の安全が問われている昨今、顔が見える作り手から商品を買ってもらうことで『マイファーム』探しをしてもらいたい」などが開催理由。

　毎回、同県内の農家5～7軒が出店し、これまで旬の野菜、果物や菓子、天然酵母を使って作ったパンなどが販売された。40～70代の女性を中心に毎回、約80～150人が来場するという。

　2日のマルシェには5軒の農家が出店し、無農薬栽培のとうもろこし・レタス・ビーツ・コールラビ・小布施丸ナス・八町きゅうり・カボチャ・ジャガイモ・トマトなどを販売した。

　一般社団法人信州・長野県観光協会物産振興課長の笠井宏美さんは「マルシェには有機栽培や無農薬・自然農法で頑張っている農家さんが出店されており、地元ならではの食べ方や生産者お薦めの食べ方、どんな場所でどんな思いで栽培しているのかなどを直接聞いていただける。お野菜定期便をされている農家さんも多いので、この機会に『マイファーム』をお探しいただければ」と話す。

　「このマルシェをきっかけに長野へ訪れる方が増えたり、直接生産者を訪れる方が増えたりしてくれたらと思っている。銀座NAGANOでの買い物で完結することなく、実際に長野へお越しいただく方や移住をお考えくださる方が一人でも増えれば幸い」とも。

　10月は「GINZA de マルシェ」と題し、7日・21日に開催する予定。21日には「お野菜たっぷりワンコインランチ」を限定20食販売する。開催時間は11時～15時。