ポーラ銀座ビル(中央区銀座1)3階の「ポーラ ミュージアム アネックス」で10月7日、画家・絵本作家のヒグチユウコさんの展覧会「GUSTAVEくん by HIGUCHI YUKO」が始まる。
「Gustave(ギュスターヴ)」は若い女性を中心に人気の高いヒグチさんが展開する「オリジナルブランド」で、「ギュスターヴくん」は、顔は猫、足はタコ、手が蛇という生き物。
ポーラ・オルビスホールディングス(銀座1)コーポレートコミュニケーション室広報担当の尾関まりなさんは「ヒグチさんのイラストが醸し出すファンタジーは、ちょっとダークでかわいらしい世界に思いきり浸ることができる。緻密に繊細に、ペンで一つ一つ描かれる動物は地球には存在しえない幻想的な生き物だが、本展の主人公のギュスターヴくんが目の前に現れると、なぜかリアリティーが感じられる」と話す。
同展では9月に発売される新作絵本「ギュスターヴくん」の原画のほか、ぬいぐるみ作家である今井昌代さんとの共同作品も展示する。
「絵本のストーリー性を重視した新たなアプローチにより、空間全体でヒグチさんの世界観を体感できる。空想は自分だけのもの。どんな場所にいても、隣に誰がいても、大人になってもワクワクするような想像は、時間や空間を飛び越えて心を遊ばせてくれる」と尾関さん。
開館時間は11時~20時。入場無料。11月20日まで。