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銀座エルメスで世代・国籍の異なる3人のアーティストのグループ展

ベルンハルト・ショービンガーさんの作品「親族の写真」

ベルンハルト・ショービンガーさんの作品「親族の写真」

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 メゾンエルメス(中央区銀座5)8階「フォーラム」で現在、「曖昧な関係」展が開催されている。

ベルンハルト・ショービンガーさんの作品「香水瓶のブレスレット」

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 世代や国籍、表現方法の異なる3人のアーティストの作品を通して「作品と身体の間に生まれる関係性について考察する」同展。

 参加アーティストはベルンハルト・ショービンガーさん、アンヌ・ロール・サクリストさん、ナイル・ケティングさん。

 スイスに生まれ、金細工職人としての修業を経てジュエリー作家として活動するベルンハルト・ショービンガーさんは、破った古い写真をチェーンでつなぎ合わせたネックレス「親族の写真」をはじめ、割れたガラス瓶、のこぎり刃、くぎなど、「身に着けられることを拒むような」素材で作られた「ジュエリー」作品を展示。

 神奈川県生まれで多摩美術大学を卒業し、現在はベルリン在住のナイル・ケティングさんは、映像・インスタレーション・サウンドアート・パフォーマンスなどさまざまな表現形態で活動を行ってきたアーティスト。今回は、光・音・シグナル・香りなどの現象を使ったインスタレーションで「近未来的な身体と物性、新たな公共性の知覚を提案」する。

 パリ生まれで米国やフランスでデザインや美術を修めた後、パリ国立高等美術学校を卒業したアンヌ・ロール・サクリストさんは、15世紀の歴史的絵画「サン・ロマーノの戦い」と京都の「石庭」のイメージを重ね合わせた作品などを発表する。

 開廊時間は11時~20時(日曜は19時まで)。入場無料。2月26日まで。

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