銀座経済新聞のリアルスペース「ぎんけいさろん&ギャラリー」(中央区銀座1)で3月8日、「谷敦志写真展2017」が始まる。
谷さんは「ダーク&ゴシックな」写真作品を「BURST」「DUNE」「夜想」「トーキングヘッズ叢書」などの雑誌に発表し、耽美(たんび)・幻想系のアートファンにその存在が知られるようになった。
現在は展覧会を中心に活動しており、ヨーロッパをはじめとする海外でも個展・グループ展に出展している。書籍やCD ジャケットのビジュアル制作、演劇・舞台の宣伝写真なども多く手掛け、2008 年にはフランス語圏内で人気の高いアーティスト、ミレーヌ・ファルメールのアルバム「PointdeSuture」のジャケット、ブックレットの撮影を担当した。
同ギャラリーで3回目の個展となる同展では、「谷敦志流コラージュ」の写真作品約20点を展示予定。
ぎんけいさろん&ギャラリーの三島太郎さんは「昨年の個展を紹介した銀座経済新聞の記事は、画像がSNSで多くシェアされたこともあって年間PV(ページビュー)ランキングの1位になった。今回展示するコラージュ作品は谷さんが得意とする作風の一つで、1枚の作品の中に『美』と『混沌(こんとん)』が共存しているのが特徴。谷さんのこの系統の作品を集中してコレクションしているお客さまもいる人気のシリーズ」と話す。
会期中、金曜・土曜は谷さんも在廊予定。「在廊日が増える可能性もあるので、ツイッターやホームページをチェックしていただければ」とも。
開廊時間は13時~19時。日曜休廊。入場無料。3月18日まで。