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銀座に「糧亭 銀座魚勝」 魚料理・おばんざいで立ち飲み、「弥左エ門いなり」も

「糧亭 銀座魚勝」の店主・柳橋克彦さん

「糧亭 銀座魚勝」の店主・柳橋克彦さん

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 魚料理、おばんざいなどを提供する立ち飲み店「糧亭 銀座魚勝」がオープンして約1カ月半がたった。

「大粒!カキ山椒オイル煮」

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 店主の柳橋克彦さんは2015(平成27)年から銀座4丁目で居酒屋・小料理の「銀座魚勝」を営業していたが、昨年12月に一旦閉店。手間暇かけられた柳橋さんの料理を落ち着いた雰囲気で味わいたいというニーズと、おばんざいと日本酒をカジュアルにたのしみたい、というニーズの両方を満たすため、紹介制の割烹を新規オープンさせるとともに、既存の店舗を立食スタイルの気軽な店「糧亭(りょうてい)銀座魚勝」としてリニューアルオープンさせた。

 店内は立ち席のカウンターを窓に面して配置し、厨房前のカウンターには季節の食材を使ったおばんざいメニュー、いなりずしなどを並べる。

 ドリンクはビール、ハイボール、焼酎、ソフトドリンクなどのほか、日替わりの日本酒(120ミリリットル=700円)を提供する。

 フードメニューは「れんこんの塩金平」(300円)、「特製煮玉子(1個=250円)、「大粒!カキ山椒オイル煮」(250円)、「おひたし」(300円)、「炙(あぶ)り鮭(さけ)とば」(300円)、「ハンバーグ黒酢あん」(400円)、「メロカマの煮付け」(650円)、「大分とり天」(400円)などのほか、「白米」(200円)、「みそ汁」(100円)を用意。

 料理やライスはテークアウトも可能で、弁当や宝童稲荷神社(銀座4)に奉納するために作り始め、人気商品になったという「弥左エ門いなり」(香る五目・わさび穴子)も販売。

 柳橋さんは「弥左エ門いなりは、切れの良い甘さが特徴。おばんざいはどこか懐かしいと思える味付けで、毎日食べても食べ飽きない味を目指している。立ち飲みで、ランチで、持ち帰りで、気軽に魚勝の味に親しんでいただければ」と話す。

 営業時間は10時30分~21時。月曜定休。

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